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満月の日に体調不良になる人がいるのはなぜ?スピリチュアルは関係ある?

 

私たち人間はもちろん、様々な動物が月の満ち欠けによって影響を受けています。

 

特に満月の日は、産気づく妊婦さんが増えたり月経が始まったりすることも多いのに加え、体調不良を訴える人も少なくないでしょう。

 

今回はなぜ満月の日に体調不良になる人が多いのか、考えられる原因や感じることの多い不調についてご紹介します。

 

満月の日に体調不良になる人がいるのはなぜ?

 

なんだか体調がすぐれなかったり、理由もないのにだるく動きにくいと感じたりする日は、夜に月を見上げてみましょう。

 

その日が満月であったり、満月に近い日であったりする場合は、月の力によって体調に影響が出ている場合があります。

 

満月が体調不良を引き起こす原因を、3つのポイントに分けてご紹介します。

 

明るさや引力の影響

満月や新月のときは月の引力が強くなるため、潮の満ち引きが大きくなることでも知られています。

 

引力が強くなると、月により近い頭に血が集まりやすく、興奮状態になる方が多く見られます。

 

夜なのに眠りに就きにくくいつまでも頭が冴えているように感じたり、眠りに就いた後もちょっとしたことで起きてしまったりする場合は、月の引力が関係していると考えられるでしょう。

 

また、満月の際は夜でも明かりなしで外出できるなど、普段よりも外が明るく感じられます。

 

カーテンを閉めていても月のあかりが漏れ出し、眠りに就きにくくなることもあるでしょう。

 

遮光タイプのカーテンをつけたり、アイマスクを使ったりして明かりが気にならないよう工夫するのがおすすめです。

 

ホルモンバランスの周期との一致

女性は普段からホルモンバランスの影響によって周期的に体調不良を生じることが多いものです。

 

排卵日周辺や月経時の不調に加え、月経前に起こりやすいPMSなど、本当に身体の調子が良いのは1ヶ月のうちたった数日であることも多いでしょう。

 

これらは人によって周期が異なりますが、満月の周期と一致してしまうと、「満月の日に体調が悪くなる」と認識しやすくなってしまいます。

 

また、潮の満ち引き同様、満月が体内の水分にも影響を及ぼすことがあります。

 

体内の水分が影響を受けることによってむくみなどの症状が出たり、神経が過敏になったりする場合があります。

 

ホルモンバランスと満月どちらの影響によってこれらの症状が出ているのか分からない場合も多いため、自身の月経周期をもう一度確かめ、満月との関連性を探ってみるのも良いでしょう。

 

心理的な要因

「満月とは様々な体調不良を引き起こすものだ」という固定観念があると、知らず知らずのうちに特別な意識が働き、満月の日が近づくにつれて緊張や不安が高まりやすくなります。

 

過去に満月による体調不良を起こしたことがある方や、スピリチュアルに精通し満月の力を特別視している方などは、特にこういった心理的な要因による症状が出やすいでしょう。

 

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満月の日に感じやすい体の不調

 

満月の日は人によって様々な体調不良が起こりやすくなりますが、中でも多く見られる症状がこれからご紹介する5種類です。

 

よく起こる症状がある方は事前に市販薬を用意したり、ゆっくりと休めるよう仕事量を調整したりしておくと良いでしょう。

 

次に満月が来るのは何日なのか、カレンダーを見ながら確認しておくのもおすすめです。

 

睡眠障害

私たち人間は朝起きてからおよそ14~16時間後に分泌される「メラトニン」という睡眠ホルモンの影響で、毎日同じような時間帯に眠気を感じるようになっています。

 

メラトニンは夜暗い部屋にいることで分泌されやすくなりますが、満月の日のように外が明るいと、うまく分泌できずに入眠しにくくなってしまう場合があります。

 

先ほどもご紹介したように外の明かりが気にならないような工夫をしたり、布団に入る前にスマートフォンを触るなどの行動を控えたりして、少しでも眠りやすくなるよう心がけましょう。

 

イライラや情緒不安定

満月の日は引力によって頭の方に血が集まり、火照りやイライラ・情緒不安定などの症状が表れやすくなります。

 

月経前のPMSにも似た症状であるため、満月の影響であることに気がつかず、いつまでも悩み続ける方が多いでしょう。

 

脳の働きが活発になったまま過ごしていると、しっかりと休息が取れず、その後もイライラが続いてしまう原因となりかねません。

 

頭痛

満月の日にホルモンバランスが乱れたり、睡眠障害が起こったりすると、身体がダメージを受けて頭痛となって表れる場合があります。

 

頭に血が上りやすくなったり、むくみや肩こりが起こりやすくなったりするのも頭痛の原因となるでしょう。

 

緊張型頭痛のようにぎゅっと締められるような痛みを感じる方もいれば、頭の片側がずきずきと痛む片頭痛に苦しむ方など、人によって様々な症状が見られます。

 

曇りや雨の日など低気圧のときに頭痛が起こりやすい方は、満月の日にも充分注意しておくと良いでしょう。

 

単なる頭痛だからといって軽視せず、休息をしっかりと取りながら症状の軽減に努めることが大切です。

 

消化器症状

満月の日に様々な体調不良が起こる方は、時に体調不良に対して不安になるあまり、下痢や便秘といった消化器症状が表れることがあります。

 

普段からお腹を壊しやすい方はもちろん、下痢や便秘と無縁の方や、消化器症状に悩まされたことがない方でも注意が必要となるでしょう。

 

特に様々な事柄に対して不安を覚えやすい方や、様々なシーンで緊張してしまう方は、満月の前後はお腹を労わりながら過ごすことをおすすめします。

 

むくみや体重増加

満月の日は身体がより多くのエネルギーを求めるため、食べたものが吸収されやすい点に注意が必要です。

 

普段と同じ量を食べていても、身体がより多くのエネルギーを吸収してしまうため、体重が増加しやすいといったデメリットがあります。

 

ダイエットをしている方や、体重を気にしている方は特に、満月の日は消化が良くバランスの整った食事を心がけましょう。

 

また、食べ物だけでなく飲み物も身体に蓄えられやすくなります。

 

水分の排出がうまくいかずにむくみやすくなるため、カフェインの多く含まれた飲み物や、アルコール飲料は避けると良いでしょう。

 

水分と同時に毒素も体内に溜まりやすくなるため、デトックス効果のある飲み物を飲むのもおすすめです。

 

満月に体調不良になりやすいのはどんな人?

 

満月だからといって、全ての人が体調不良になるわけではありません。

 

体調不良になりやすい人もいればなりにくい人もいるため、自身がどちらに当てはまるのかチェックしておくことが大切です。

 

体調不良になりにくい方は、満月で体調不良になる人がいることを理解し、前後数日間は周りへの配慮を怠らないようにしましょう。

 

男性より圧倒的に女性が多い

満月がホルモンバランスに影響を及ぼしやすいことから、男性よりも女性の方が体調不良になりやすいといわれています。

 

特に月経周期と重なってしまったり、月経前のタイミングで満月になったりすると、普段の症状がより強く出ることもあるでしょう。

 

下腹部や腰などを温めたり、消化に良いものを食べたりと、少しでも楽に過ごせる方法を模索してみましょう。

 

月経に関するトラブルは、個人ではどうしようもないものも多くあります。

 

中には婦人科系疾患が隠れている場合もあるため、満月の影響を考慮すると同時に、医療機関へ相談してみることも大切です。

 

毎月の月経を少しでも軽く抑えられるよう、自分に合った対策を行いましょう。

 

感情が不安定になりやすい人

普段から感情の起伏が激しく不安定になりやすい方は、満月のタイミングで体調不良に陥りやすいといわれています。

 

特に様々なシーンで強い不安を感じる方や、緊張しやすい方は注意が必要です。

 

満月の日を中心として前後数日間は、仕事を詰め込むことなく、リラックスして過ごせるように調整しましょう。

 

帰宅後は自分の好きなことをして過ごせるよう、趣味に時間を費やしてみるのもおすすめです。

 

元から睡眠が浅い人

満月の日は様々な睡眠障害が起きやすいため、元々睡眠が浅く眠りにくさを感じている方は要注意です。

 

なかなか眠りに就けなかったり、朝早く起きてしまったり、途中で覚醒してしまったりと人によって症状は異なりますが、いずれも続くと他の体調不良に繋がってしまうため、軽視してはいけません。

 

リラックス効果のあるお茶を睡眠前に飲んだり、半身浴で身体を温めてから眠ったりと、少しでもゆっくりと休めるように工夫してみましょう。

 

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満月による体調不良を軽減するためには

 

満月はおよそ1ヶ月に1回の周期でやってくるため、そのままでは毎月体調不良を起こすことになってしまいます。

 

少しでも満月による体調不良を軽減し、いつもと同じように過ごすため、事前にできる対策を万全に行っておきましょう。

 

普段から睡眠までのルーティーンを実践する

満月の光や引力による影響を受けなくても済むよう、普段から入眠までのルーティンをしっかりと作っておきましょう。

 

毎日同じ時間に同じ行動をして眠りに就くことで、身体が流れを覚え、満月やホルモンバランスに惑わされずしっかりと休めるようになります。

 

ストレスやイライラをセルフコントロールする方法を身につける

満月の影響によってイライラや焦り・不安などを感じやすい方は、普段からこれらの精神的異変をいち早く察知し、コントロールできるようにしておく必要があります。

 

特にイライラや怒りなど周りに迷惑をかけてしまうことが多い感情は、セルフコントロールをすることで周囲との関係性が悪化するのを防ぎ、満月の日以外の過ごしやすさにも繋がるでしょう。

 

怒りの感情を周囲にぶつけないためには、第一に「深呼吸をしてから周りと向き合う」ことが大切です。

 

人の怒りは6秒間がMAXだといわれており、それ以降は徐々に収まっていくものです。

 

怒りを感じてからすぐに相手を罵倒したり叱責したりするのではなく、6秒間深呼吸をすることで、冷静に対応できるようになるでしょう。

 

また、ストレスやイライラは体調が悪いときにこそ感じやすいものです。

 

頭痛や腹痛など目に見える不調がない場合も、疲れが溜まっていたり、よく眠れていなかったりする場合は精神的にも不安定になりやすいでしょう。

 

まずは自分の疲れを癒し、周りに対して寛容になれるよう、気持ちに余裕を持つところから始めるのがおすすめです。

 

満月近くは高カロリーな食事やアルコールを控える

吸収を促進してしまう満月の日は、いつもより食事のカロリーを抑えたり、消化の良いメニューを選んだりすると良いでしょう。

 

胃腸に負担をかけないことで、体重の増加を防ぐだけでなく、胃痛や消化不良・便秘・下痢といった消化器症状を避けることにも繋がります。

 

特にお通じ関連の症状は慢性化しやすいため、満月の日になる度お腹を壊すことがないよう、食べるものの内容から注意することが大切です。

 

また、アルコールも同様に消化器症状やむくみの原因となります。

 

満月の日は悪酔いしやすいという方もいるため、どうしてもお酒を飲みたいときは大勢での飲み会ではなく自宅で少量を楽しむのがおすすめです。

 

空きっ腹にお酒を飲んだり、そのまま寝落ちしてしまったりすることがないよう、翌日に響きにくい飲み方をするよう心掛けましょう。

 

満月による体調不良に関する疑問

 

満月と体調不良に様々な関連性があるとは分かっていても、やはりその関係は神秘的なものであり、なかなか理解できない方も多いのではないでしょうか。

 

毎月のようにある満月で都度体調を崩してしまわないよう、できる対策をして体調を整えておきましょう。

 

満月が体調に及ぼす影響はスピリチュアルと関係ある?

私たちの目に見えない不思議なものや霊的な出来事を指す「スピリチュアル」ですが、満月が体調に及ぼす影響も完全に関係がないとは言い切れません。

 

例えば満月の日が近づくことによって暴飲暴食をしてしまう人がいるとしましょう。

 

その結果胃痛や胸やけ・便秘・下痢・むくみなどの体調不良が起きた場合、その体調不良の原因は医学的に説明できるものです。

 

とはいえ「満月により体内にエネルギーが溢れて暴飲暴食に繋がる」という部分は、スピリチュアルな影響を否定できません。

 

しかし、スピリチュアルな一面を持っているからといって、満月による大量不良を訴える人に対し「理解できない」「嘘だろう」と判断してしまうのは間違いです。

 

私たち人間は昔から様々な面でスピリチュアルな影響を受けて生きており、満月もその一種であるといえるでしょう。

 

誰しもに起こりうる自然な現象であることを意識し、体調不良を訴える人に対し寛容に対応できるようにしておくと安心です。

 

満月の影響はどれくらい続く?

満月による体調不良がいつ起こるかは人によって異なりますが、多くの場合は満月の日w尾中心に前後2~3日程度がメインであるといわれています。

 

つまり、満月の日を中日とした1週間くらいは体調不良の可能性が高まる日として考えておくと良いでしょう。

 

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まとめ

満月の影響で体調不良を訴える方が多いのは、日本だけの現象ではありません。

 

多くの方が月の満ち欠けに影響を受けるため、それぞれの体調不良に対ししっかりと対応できるよう、日頃から準備を整えておくと良いでしょう。

 

大切な予定が満月の前後に被らないよう、カレンダーを見ながら月の満ち欠けをチェックしてみるのもおすすめです。

 


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