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セクササイズとは?やり方やメリットを徹底解説

 

ダイエットや美容にはさまざまな方法がありますが、多くの場合辛く感じてしまうものです。

 

しかし、快感を得ながらトレーニングと同じような効果を得られる方法として「セクササイズ」が注目されています。

 

セクササイズとは何か、具体的なやり方や効果を高めるためのポイントを詳しく解説します。

 

セクササイズとは?

 

セクササイズとは、性行為の「セックス」と「エクササイズ」をかけ合わせた造語です。

 

その名の通り、有酸素運動や無酸素運動の要素をセックスに取り入れ、性行為を通してダイエットや健康効果を得る方法・手段を指します

 

セックスでは快楽を得るために一定の時間にわたって激しい動きをしたり、体位によっては普段使わないさまざまな筋肉が刺激されることもあります。

 

そのため、セックスをした翌日は筋肉痛が現れるという方も多いのではないでしょうか。

 

単に有酸素運動や無酸素運動を繰り返すだけでは飽きてきたり、トレーニングそのものが苦痛になったりすることも多いものです

 

しかし、セクササイズであればセックスのやり方次第でトレーニング効果が得られる可能性があります。

 

セクササイズのメリット

 

セクササイズに取り組むことでどういったメリットが得られるのでしょうか。

 

幸福感を得られる

セックスはエンドルフィンが放出され性的快感が得られるとともに、体を動かすことでセロトニンとよばれる幸せホルモンも分泌され幸福感が得られます。

 

筋トレ効果がある

セクササイズはさまざまな部位を動かすため、全身の筋肉を刺激し筋力を強化します。筋力がつくと基礎代謝もアップしダイエット効果が得られます。

 

体力や持久力の向上によって、セックスそのもののパフォーマンスが上がり性的満足度を高められることもあります。

 

ストレス解消

セックスの際に意識的に体を動かし筋肉を刺激することで、ストレスホルモンを低減しメンタルを安定的に保てます。

 

美容にも効果的

セクササイズによって体を意識的に動かすと血行が促進され、むくみの解消や肌の健康を保つ効果も期待できます

 

また、ダイエット効果はもちろんのこと性的刺激が加わることで女性ホルモンが多く分泌され、アンチエイジング効果も見込めます。

 

膣トレにもなる

性行為の際、男性の快感を高めるために女性は膣を意識的に締めることも多いです。

 

セクササイズによって女性が積極的に体を動かすと、骨盤やその周辺の筋肉を鍛え、膣の締まりを良くすることもできます。

 

睡眠の質が向上する

激しい運動をしたときや、肉体的な疲労が溜まっている日には寝付きが良く、朝までぐっすりと寝られるものです。

 

セクササイズも同様で、セックスによってさまざまな筋肉を刺激することで睡眠の質が向上していきます。

 

マンネリ解消につながる

セックスがマンネリ化している夫婦やカップルも少なくありません。

 

セクササイズによって普段と違う体位を試すことで、普段とは違った性的刺激や快感が得られマンネリ解消につながっていくでしょう。

 

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セックスの消費カロリーは?

 

ダイエットを目的としてセクササイズに取り組む場合、セックスによってどの程度のカロリーが消費されるのか気になる方も多いでしょう。

 

まず、セックスの最中は男女ともに体を一定間隔で動かしますが、1回あたりの平均時間(6分)で換算すると、消費カロリーはわずか21kcalといわれています。

 

人によっても時間は異なるため、これよりも消費カロリーが低い人もいれば多い人もいるでしょう。

 

ただし、セックスの際に絶頂に達した場合、1回あたり60〜100kcal程度が消費されるといわれています。

 

セックス中の単純な動き(運動)によって消費されるカロリーに比べると格段に多いのです。

 

以上のことをまとめると、セックスによって絶頂に達しなかった場合には21kcalが消費されるのに対し、絶頂に達した場合には1回あたり80〜120kcalが消費されるということになります。

 

セクササイズで効率良くカロリーを消費するには

セクササイズで効率よくダイエットを行うためには、動きによって消費されるエネルギーを増やすことが重要となります。

 

今回は、女性がセクササイズに取り組む際のポイントを主な体位別に解説しましょう。

 

正常位の場合

女性が仰向けになり足を広げる正常位では、両足に少し力を入れた状態で男性の腰からお尻のあたりを挟みこむようにしましょう。

 

これによって太ももの筋肉が鍛えられると同時に、腰周りの引き締めにも効果が見込めます。

 

また、女性がわずかに腰を上げた姿勢をキープすることで腹筋や背筋も鍛えられます。

 

騎乗位の場合

仰向けの男性に跨る騎乗位も、太ももの筋力アップに有効です。

 

特に女性優位の体位であるため動きをキープしやすく、セクササイズにおすすめの体位でもあります。

 

男性側が動くケースもありますが、そのような場合には上半身を前に倒し腕を立てたままキープすることで太ももや腹筋を鍛えられます。

 

後背位の場合

女性が四つん這いになった状態の体位は後背位、またはバックともよばれます。

 

後背位のポイントは、上半身をうつ伏せのように寝かせるのではなく腕を立てた姿勢をキープすることです。これにより腕立てと同じ姿勢になり二の腕を鍛えられます。

 

また、男性側が突き出す際に腰に力を入れることで、骨盤およびその周辺の筋肉を鍛えられ、骨盤の歪みにも効果があります。

 

立ちバックの場合

女性が立った状態でお尻を突き出す立ちバックは、体勢を崩さないよう足で踏ん張る必要があるため、主に太ももやふくらはぎなどに効果が見込めます。

 

立ちバックに慣れていない女性は、壁や柱などに手をつけて支えにするのもおすすめです。

 

この際、できるだけ腕を伸ばし同じ姿勢をキープすることで、二の腕の筋力アップにも効果が見込めます。

 

側位の場合

側位とは、女性が横向きに寝た状態で片足を上げる体位です。

 

正常位よりも太ももに負荷がかかるため、左右の向きを変えながら試してみましょう。

 

対面座位の場合

対面座位は座った男性の上に女性が跨り、お互いが向き合った状態の体位です。

 

どの部位よりも密着感がありお互いの顔が見えるため人気があります。

 

対面座位では騎乗位と同様に女性側に主導権があるため、一定の動きをキープすることで太ももや腹筋などの部位を鍛えられます。

 

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セクササイズの注意点

 

セクササイズは正しい知識や認識のもとで行うことが大切です。特に注意しておきたい3つのポイントをご紹介しましょう。

 

過度の効果に期待しない

セクササイズといえども、一度のセックスで消費されるカロリーは限られています。また、相手の体調や気分次第ではセックスそのものができない日もあるでしょう。

 

セクササイズを実践したからといって「◯kg痩せられる」という保証はなく、思い通りの効果が得られないことも少なくありません

 

セックスの強要に注意

セックスはあくまでも相手の同意があって初めて成り立つものです。

 

ダイエット効果や健康効果があるからといって、相手に無理にセクササイズを強要してしまうと二人の関係に亀裂が生じることもあります。

 

相手が嫌がっている場合には強要しないようにしましょう。

 

怪我のリスク

セクササイズの効果を高めようとするあまり、慣れない体位を無理に試したり、あまりにも長時間にわたる性行為をしたりするとケガをするリスクがあります。

 

自分と相手の体力・筋力とも相談しながら、無理のない範囲で楽しみましょう。

 

セクササイズの体験談

実際にセクササイズを体験した女性は、どのような印象を抱いているのでしょうか。最後に女性の体験談をご紹介します。

 

「食べ過ぎで太ってしまったためダイエットを決心しました。

 

しかし、食べるのが好きなこともあり、無理な食事制限はしたくない。好きなことをしながら痩せたいと考えていたところ、セクササイズを知りました。

 

騎乗位を中心に私自身が動ける体位を選び、一定間隔で動きを止めないように意識します。

 

そうしているうちに全身にじっとりと汗をかいてきて、これを今後も継続していけば確かにダイエット効果がありそうだなと感じました。」

 

まとめ

有酸素運動や無酸素運動を意識しながら行う性行為をセクササイズとよび、ダイエット効果や美容効果などが期待できる方法として注目されています。

 

正常位や騎乗位、後背位(バック)など定番の体位でも、トレーニングを意識して行うことで太ももや腹筋、二の腕、腰回りなどに効果が期待できるでしょう。

 

ただし、慣れない体勢で長時間行うとケガをするリスクがあるため、慣れないうちは決して無理はしないようにしてください。

 

また、セックスは相手の同意があって初めて成立するものであるため、セクササイズを相手に強要することは避けましょう。


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