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2022.09.04 美しさのその先へ。ukaが伝えたい世界観【トップネイリスト渡邉季穂のIt’s My Story】

It's My Story自分を知る

よい香りに包まれ、爪先を日常的にケアする。そんな画期的なネイルオイルを生み出し、次々とみんながときめくビューティアイテムを世に送りだしているuka(ウカ)。そんな唯一無二のブランドを率い、みずからもネイリストとして活動する渡邉季穂さんの想いとこだわりとは?

kiho

アートよりもケア。素を活かしてトータルビューティを叶える

7:15、13:00、18:30、24:45・・・。一日の時間軸と香りをリンクさせ、ライフスタイルを感じさせるストーリーとともに展開、ベストスラーとなったネイルオイル。ベースコートにカラーを使いカラーベースというまったく新しいジャンルを作り出すほか、毎月の新月に願いをこめる2022年限定ネイルシリーズ「moon study」など、“こんなアイテムが欲しかった”と心をくすぐるアイテムを次々提案するuka。花の香りに吸い寄せられる蝶のように、どうしてこんなにもみんなが引き寄せられるのでしょうか。

「“忙しくて、めんどくさがりで、よくばり”、これがukaがイメージする人間像。何を隠そう私がその代表選手なのですが(笑)、仕事もプライベートも楽しむ働く女性たちに共感を呼ぶようなメッセージを込めたものが多いかもしれないですね」と語るのはukaを率いる渡邉季穂さん。それはネイリストでもある渡邉さんが大事にしてきたことに秘密があるようです。

「トータルビューティサロンがベースのukaですが、当初からネイルはアートではなく、ケアを重視してきました。きれいにお手入れして、単色で塗るのが一番美しいと思っていて。ネイルはその人の“句読点”、つまり〆なのでそこでずっこけてほしくない。全体の雰囲気をみて、おしゃれだな、と思う素を活かしたネイルを提案しています」

さらに生活しやすいかなどのライフスタイルやケアを含めた提案は、華美なネイルが全盛だった時代に異彩を放ち、人気を確固たるものにしていきました。

kiho

お手入れで美しくなる快感から、ネイリストの道へ

素の美しさを活かしたビューティケア。今のプロダクトにもつながるスピリットで始めたトータルビューティサロンですが、そもそも渡邉さんがネイリストになったきっかけは?

「もともと実家が厚木の理容室だったのですが、2代目の父はかなり発展的な人で、男女の垣根を取っ払ったユニセックスサロンを展開していました。でも私自身が美容師には興味が持てず、ファッションのほうが好き。文化服装学院に通って、原宿の古着屋でアルバイトしたり、将来の目標が定まらないまま、とにかく目の前の楽しいことにのめりこんでいました」

そんなとき、思わぬ悲劇に見舞われます。「3歳下の妹が、19歳のときに病に倒れ、21歳で亡くなったんです。アメリカに留学もして語学堪能、頭も良く、父のサロンを継ぐのは妹だね、と話していたこともあったのに・・・」ーー突然に家族を襲った大きな喪失。両親のためにも自分が妹の分まで二人分頑張らなくてはと、24歳だった渡邉さんのスイッチが入りました。が、悲しみに暮れるなか、自分に何ができるかを考えても答えが見つからず、右往左往する日々だったといいます。

「やはり美容師にはなりたくないという気持ちが強く悶々としていたのですが、ある日スタイリストの友人がネイルサロンに連れて行ってくれて。そこで初めて受けた甘皮処理や角質除去などの爪のケアで、自分の手が見違えるようにきれいになったとき、震えるような感動を覚えたんです。これだ!って」

これなら実家の美容室で一緒に何かできるかもしれない、とネイルサロンに通いネイルの世界にのめりこんでいったそう。

「もともと手の突起物(!)が嫌いで、噛んだりするのがクセになっていて、私の手は傷だらけでした。お手入れでこんなにもきれいに、指先に風が通るような快感が生まれるんだ、と思うと楽しくて楽しくて夢中になっていました」

その後、父親が経営していたヘアサロン、ukaの前身である「EXCeL(エクセル)」が青山にオープン。そのタイミングでネイルコーナーを設けたことが、すべての始まりになりました。

uka

トータルビューティサロン誕生。ブランドukaができるまで

目指したのは、まだ日本ではかなり珍しかったトータルビューティサロン。それは、恩師でもあるヘアアーティストのユキさんが経営していたロサンゼルスのビューティサロンを訪れたことがきっかけだそう。

「ヘアカットしながらペディキュア、カラーリングしながらマッサージなど、華やかで素敵な光景が広がっていて衝撃を受けました。これを目指そう、と」

美容室と併設することで気軽にできるネイル、前述のケアを重視したナチュラルなスタイルが徐々に評判を呼び、2007年には六本木のミッドタウンオープンと同時に、ビューティフロア・シュウサンクチュアリ内(シュウ・ウエムラ氏がプロデュース)に、トータルビューティサロンをオープン。それが大きな転機となり、2009年には、商標の関係もあってブランド名を現在のukaへ変更しました。

「“羽化”を意味するuka。さなぎから蝶になるように、お客様がより美しく輝くこと。そんな美を広める、サポートするビューティサロンになるように、という願いが込められています。そしてブランド名認知のために考えたのがオリジナルプロダクトなのです」

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オリジナルプロダクト第1弾のネイルオイルが大ヒット

オリジナルプロダクト第一弾として2009年に発表したのが、今ではブランドのアイコニックな存在としてベストセラーになっているネイルオイルです。

「実は構想10年ほどの、ずっと温めていたものでした。これまでサロンでおすすめしてもなかなか実践してくれなかったお客様に聴き取りをして、ネイルオイルの問題点をつぶしていったんです」

一日のなかの時間にフォーカスし、暮らしの情景が浮かぶような印象的なストーリー、それにリンクしたオーガニックな香りが評判を呼び、大ヒットを記録。その魅力は海外にも伝わり、当時感度の高いセレクトショップとして話題のパリのコレットでも取り扱われるなど、ブランド価値を高める結果に。

「時間をコンセプトにしたのは、いつオイルを使えばいいの?という質問が多かったことがきっかけ。サロンワークで得たフィードバックの賜物ですが、“ネイルオイルをつける習慣をつくった”と言われたことが一番うれしかったですね」

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カラーベースコート。一度塗りはベース、重ねるとカラーが楽しめ、他の色とのミックスなど無限の組み合わせができる。美容液が配合されケアも同時にできるのも人気のポイント。

その後も、ベースコートは透明という固定概念を打ち破り、カラーのベースコートという斬新なアイデアの「カラーベースコート」や、マネキュアが長持ちするようにとシャンプーの際に使えるものとして生まれたスカルプブラシ「ケンザン」はシリーズ累計販売100万個を達成するなど、人気商品が続々と誕生。

現在トータルビューティサロンとストアを12店舗展開、プロダクトはヘアケア、ボディケア、ネイルなど約150アイテムにのぼるそう。今年6月には、エースホテル全世界でのアメニティ導入も決まり、大きなステップに。

「これまでサロン発のプロダクト展開が絶対的なルールでしたが、おかげさまでアイテムが独り歩きして認知されたこともあり、この春には初めてパフュームを発売しました。サロン機能のないプロダクトのみのストア展開にも力をいれていて、8月31日には神戸、9月23日は大阪にもストアがオープン予定です」

30万をこえるというukaの会員は、6割がサロンを利用したことがないストア発だそうで、サロンの枠を超えライフスタイルを軸に広がるukaの世界観。第2フェーズとしての新しい展開に注目です。

サステイナブルを意識した「ukaのエコープロジェクト」も昨年から始動。ukaのエコは、こだまするからエコー。ケンザン下取りキャンペーンに続き、サロンでのペットボトル提供の廃止も。ウォーターサーバーを設置し、マイボトル持参を推奨するほか、ukaオリジナル水ボトルの販売も。


出会い、人に恵まれての今

トップネイリストでもある渡邉さんを支えているのが、10代で出会い結婚、ukaへのブランド名変更の際に経営に加わったパートナー渡邉弘幸さん(現CEO)の存在です。広告代理店出身だったことからブランディングを強力に推し進め、サステナブルな取り組みも弘幸さんが主体となってスタートしたのだそう。

「引き寄せの法則のように、本当に素晴らしい人との出会いが続いて。おかげさまで、妹の分まで多くの人との縁に恵まれているな、と感じることが多いです」と語る渡邊さん。誰に対してもフラット、話し上手で好奇心旺盛、飾らない人柄にファンも多く、広いネットワークで活躍する彼女には、さまざまな新しい計画が舞い込みます。直観でいいと思ったことは素早く乗る、といったフットワークの軽さも次々と話題をさらう展開を作り出しているようです。

「ミッドタウン出店の話で初めてシュウ先生が訪ねてこられたときも、二つ返事でやりたいです!と即答していました。当時の社長である父には、事後承諾でした(笑)」


数々の素晴らしいビジネスパートナーにも恵まれ、自分の直観を信じて突き進む渡邉さん。時代の空気に敏感で、女性の気持ちにしっかりと寄り添うーー自然体の美しさをベースに磨きをかけていくというukaらしいトータルビューティがどう進化していくのか、その未来にますます期待が高まります。

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profile
渡邉季穂(わたなべきほ)
トータルビューティーカンパニー『uka』代表・トップネイリスト。商品開発やサロンワーク、雑誌・広告、講師など多岐にわたり活躍中。ケアを重視し、素材のよさを引き出す技術やセンスに定評があり、著名人やビューティ関係者から絶大な信頼を集める。「うれしいことが世界でいちばん多いお店」をブランドビジョンに、トータルビューティサロン、ストアに加え、オーガニック素材を取り入れたカフェ「ukafe(ウカフェ)」も2010年から展開中。
https://uka.co.jp/
Instagram @kiho


TEXT = 菅原絢子
PHOTO = 松木宏祐

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