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夫婦関係を修復するためのきっかけ|絶対にやってはいけないこととは?

 

最近、夫婦の会話が少なく関係が冷え切っている」、「相手に対して強い嫌悪感や不満を抱くようになった」など、夫婦関係に悩んでいる方は決して少なくないでしょう。

 

このような状況に置かれたら、関係の修復は難しいのではないかと感じてしまうかもしれません。

 

一方で、夫婦関係の修復に成功し良好な関係に戻すことができたという夫婦もいらっしゃいます。

 

本記事では、夫婦関係に疲れ破綻してしまう理由やきっかけ、関係が壊れやすい夫婦の特徴を紹介するとともに、すぐに実践できる関係修復の方法についても解説します。

 

夫婦関係に疲れてしまう理由

 

結婚生活を送るなかで、夫婦関係に疲れてしまうのはどういった理由があるのでしょうか。

 

人によっても原因はさまざまですが、特に多く見られる3つの原因を紹介します。

 

家事や育児に協力的ではない

共働き世帯が増えているなかで、夫婦で家事や育児を分担することは一般的になりつつあります。

 

かつてのように夫は働きに出て、妻は専業主婦という世帯はごく一部となっているなかで、「家事や育児は妻の仕事という固定観念を夫がもっていると、家事育児の負担が妻にばかり集中してしまい、不満が溜まっていきます

 

感謝の気持ちを表さない

夫婦でなくとも対人関係において感謝の気持ちを常に忘れず、それを表現するのは大切なことですが、身近な家族やパートナーが相手となると、ついおろそかになりがちです。

 

言わなくてもわかってくれるだろう」という甘えやいつもそばにいて慣れてしまっていることから、感謝の気持ちを表さなくなっているカップルはくれぐれも注意しましょう。
 

日々の生活に刺激がない

付き合い始めの頃は一緒にいる時間が刺激的でワクワクした間柄でも、数年、数十年と時間が経つにつれて、そばにいるのが当たり前となり、悪い意味で空気のような存在になることも。

 

また、日々の仕事や家事、育児に時間が取られすぎてしまうと、次第に夫婦の時間を持つ機会が減り、刺激を感じられなくなることも少なくありません。

 

>>セックスレスになりやすい夫婦の特徴とは|原因や解消法を解説

 

夫婦関係が破綻してしまうきっかけとは

夫婦関係が破綻してしまうきっかけはさまざまで、ケースによると言わざるを得ないでしょう。

 

たとえば、どちらか、もしくは両方の不貞行為DVなど、深刻な問題によって破綻する場合もあれば、第三者には些細なことと思われがちなものでも、当事者にとって大きな意味を持ち、それが破綻のきっかけになることがあります。

 

特に後者の場合、まわりは「そんなことで別れる必要はないのではないか」というかもしれません。しかし当事者にとっては許容できない場合も多々あります。

 

また、長い共同生活や子育てのなかでは、小さな不満が少しずつ積み重なっていくもの。

 

それらが自分でも知らず知らずのうちに心の中に溜まっていき、ほんの些細な出来事や投げかけられた言葉が破綻のきっかけになることもあるでしょう。

 

関係が壊れやすい夫婦の特徴

夫婦関係が壊れ、別居や離婚に至ってしまう………。

 

そんなケースとなるカップルにはどのような特徴が見られるのでしょうか。

 

コミュニケーション

夫婦間でのコミュニケーションが十分でなかったり、意思疎通がうまくはかれない対話の仕方だと、お互いが考えていることや気持ちをうまく共有することができません。
 

それにより、誤解やストレスが蓄積すると破綻の要因となる場合があります。

 

価値観が異なる

結婚生活を送るなかでお互いの価値観や性格の違いが明らかになり、それによって夫婦関係が長続きしないことがあります。

 

夫婦とはいえ、それぞれが個性をもった人間。意見や考え方、性格が全く同じという人は存在せず、長い夫婦生活を送るなかでは当然軋轢が生じることもあるでしょう。

 

本来であればお互いを尊重し合い、理解しようとすることで関係性を維持していきますが、あまりにも価値観が異なると修復不可能な関係となっていくケースもあります。

 

期待のズレ

夫婦間では、たとえば妻が夫に対して「家事を手伝ってほしい」と考えていたり、反対に夫は妻に対して「パートに出て家計を助けてほしい」と考えたりすることもあります。

 

しかし夫婦間でパートナーに対する期待値が異なっていると、お互いの期待を理解できずに不満がたまることがあります。

 

これを精神療法の用語では「役割期待のずれ」といいます。

 

たとえば先ほどの家事の例で言うと、夫は「ゴミ出しや子どもと遊ぶ時間を作っているから問題ないだろう」と考えていても、妻は「夫が家事を一切手伝ってくれない」と感じているような場合です。

 

>>自己肯定感が低い子供の特徴や言動とは|注意すべき親の発言や行動

 

夫婦関係の修復は不可能?

 

一旦関係性がこじれると、もとの関係に修復するまでには時間を要したり、修復が難しくなる場合もあります。

 

夫婦関係の修復が不可能なケースとしては、夫と妻それぞれに嫌悪感があり、お互いが関係修復を望んでいない場合や、どちらかの性格が頑固で関係修復に対して同意できない場合などが挙げられます。

 

また、夫婦間で暴力やDVといった問題が生じているケースたびたび不貞行為を繰り返す、といった場合も、夫婦関係の修復が難しい要因になるでしょう。

 

一方、夫婦のどちらかが関係修復を強く望んでいたり、お互いの悪い部分も受け入れようとする前向きな姿勢が見えたりすると、再びもとの夫婦関係へ修復できる可能性があります

 

夫婦関係を修復する方法

関係を修復したいという意思があっても、相手を説得したり信頼を取り戻すことは簡単ではありません。

 

具体的にどのような方法が有効なのか、その一例をご紹介しましょう。

 

話し合いの場を設ける

まずは夫婦がじっくりと話し合える場を設けることが大切です。

 

夫婦関係が壊れている場合、日頃のコミュニケーション量も質も少なく、お互い不満を抱えているケースも少なくありません。

 

なぜ自分が不満に感じているのか、相手は何を考えているのか、お互いが説明することが関係修復の第一歩となります。

 

話し合いの場ではできるだけ感情的にならず、落ち着いて話すことがきわめて重要です。

 

まわりに人がいる環境を選んだり、話し合いのはじめに「お互いが落ち着いて話す」ことを約束してから始めるのもおすすめです。

 

自分の気持ちを手紙に書く

自分自身では話し合いたいと思っていても、相手がそれを望まないケースもあるでしょう。

 

また、その場ではなかなかうまく言葉が出てこなかったり、ついつい感情的になってしまいがち。

 

そのようなときには、自分の気持ちをメッセージに書き、相手に読んでもらう方法もおすすめです。

 

自分が反省すべきところがあれば素直に謝り、関係修復を望んでいるということを書きましょう。

 

はじめのうちは読んでもらえなかったり、相手からの反応がなかったりすることもあるでしょう。

 

しかし、2回、3回と手紙を渡すうちに相手の心境も変化し話し合いに向けた土壌が整ってくることも考えられます。

 

また自分の気持ちを書き出すことで、自分の考えや気持ちの整理にもつながります。

 

相手に対して完璧を求めすぎない

夫婦関係が壊れる要因のひとつに、期待のズレがあると紹介しました。

 

その多くは、相手に対する期待が高すぎることで裏切られたと感じ、悪い印象を抱いてしまうことが原因となります。

 

ここで大切になってくる考え方が、相手に完璧を求めすぎないことです。

 

心理学では完全主義、という言葉を用いますが、この完全主義は、気分障害などの精神疾患につながる要因であることが分かっています。

 

対人関係でも仕事や生活においても、完全を求めてしまうと、自分も相手も窮屈になるからです。

 

パートナーに対しても、「これくらいできて当たり前」とか「やってもらって当然」と思いすぎている可能性はありませんか?

 

相手が自分の期待値ほどのことをしてくれなかったとしても、まずは取り組んでくれたことに対して感謝してみましょう。

 

感謝や労いの言葉を伝える

お互いに感謝の気持ちを言葉で伝えるようにしましょう。

 

たとえば、残業続きで帰宅が遅くなった相手に対しては、「遅くまで仕事おつかれさま」といった労いの言葉をかけたり、家事を担当してくれた相手に対しては「ご飯を作ってくれてありがとう」といった感謝の言葉を積極的に伝えましょう。

 

関係が長くなってくると「わざわざ言わなくても分かっているだろう」と考えがち。しかし実際はそうではありません。

 

たとえ分かっていても、言われるとうれしいものです。

 

また、コミュニケーションが減ると相手の考えていることが分からなくなり、不安に陥るケースもあります。

 

感謝や労いの気持ちはいくら伝えても伝えすぎることはないと考え、心を込めて言葉にしてみてください。

 

>>愛してるよりも愛が伝わる愛情表現の言葉とは?伝え方も紹介

 

夫婦関係を修復したいときにやってはいけないこと

 

関係を修復したい気持ちが強いあまりに、とった行動が逆効果になってしまうこともあります

 

夫婦関係の修復にあたってあまり望ましくない行動を紹介しましょう。

 

自分の意見や考え方を相手に押し付けること

自分自身では夫婦関係の修復を望んでいたとしても、相手はまだその段階ではないケースもあります。

 

そのような状況のなかで、自分の気持ちや考えだけを相手に強く押し付けてしまうと、逆に反感を招くこともあります。

 

話し合いの場では相手の意見や考えを十分汲み取ったうえで、ときには聞き役に徹することも大切です。

 

本当の意味での傾聴はとても難しいですが、話を聴いてもらえて嬉しくない相手はいません。

 

いつもより長く相手の話に耳を傾け、共感しようと心がけることで、次第に相手は心を開き、いつしかこちらの考えや気持ちにも耳を傾けてくれるようになるでしょう。

 

自分自身を責めすぎること

夫婦関係が壊れてしまった経緯によっては、自分にその原因があると考え責めすぎてしまうこともあります。

 

仮に自分に原因があった場合、反省をすることは重要です。

 

しかし、必要以上に自分を責めすぎてしまうと、相手は「この人のことを幸せにはできないかもしれない」と感じ、悪い結果に結びつくこともあります。

 

自分自身と向き合いしっかり反省したら、もうおしまい。

 

過去のことを振り返り続けるのではなく、今どうするのがベストか、そして今後どうしていくのがいいか、に考えをシフトし、できるだけ前向きな意見を出し合うことが関係修復には非常に大切になります。

 

>>【怒りを抑える】アンガーマネジメントのやり方・テクニックをご紹介!

 

まとめ

夫婦関係が一度壊れてしまうと、お互いに意地を張り合って謝ることができなかったり、関係修復のきっかけがつかめなくなったりすることもあります。

 

夫婦関係が破綻する理由はさまざまで、必ずしもすべてのケースにおいて修復したほうが良いとは限りません。

 

しかし、どちらか一方が関係修復を望んでいたり、反省の気持ちをもっていたりすれば、もとの関係性に戻れる可能性は十分あります。

 

今回紹介した夫婦関係修復の方法も参考にしながら、実践できることから挑戦してみましょう。

 

この記事の監修者

 

 

島田恭子(しまだきょうこ)

精神保健学者。コンサル会社での人材育成を通して、心の健康の重要性を感じ、東京大学大学院にて予防医学とメンタルヘルスを学ぶ(保健学博士)。

「人が、心豊かでその人らしく、健やかな人生を送れるように後押しすること」がライフワーク。

一般社団法人ココロバランス研究所代表。

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