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女性の性欲について解説!性欲がない女性もいる?

「性欲」という言葉を聞くと、一般的には男性のほうが強いイメージをもたれがちです。

 

一方で、性欲が強いと自覚している女性も存在し、人知れず悩みや不安を抱えている方も少なくありません。

 

女性が性欲について知ることは、自分の身体と向き合うためにも大切なことです。

 

本記事では、女性の性欲が強くなる、または低くなる理由や原因と、性欲をうまくコントロールするためのポイントも紹介します。

 

女性の性欲と男性の性欲に違いはある?

 

性欲とは性的欲求のことであり、一般的に肉体的な接触や性行為を求める欲求を指します。

 

食欲・睡眠欲に並ぶ人間の三大欲求のひとつであり、私たちが子孫を残していくために不可欠な存在でもあります。

 

一般的に性欲は女性よりも男性のほうが強いと言われることが多いですが、女性にも性欲は存在します。

 

性欲は人間の本能的な欲求ではありますが、なぜ性欲が高まるのか、そのメカニズムについてはさまざまな研究がされており、完全に解明できてはいません。

 

しかし、近年の研究において、女性の場合は「オキシトシン」が、男性は「テストステロン」とよばれるホルモン物質が性欲に影響を与えることがわかっています。

 

オキシトシンとは別名愛情ホルモンともよばれ、人間同士の接触やスキンシップによって分泌されます。

 

このことから、男性の場合は主に視覚的な情報によって性欲が高まるのに対し、女性の場合はパートナーや恋人との接触によって性欲が高まっていくという違いがあります。

 

また、男性の場合は比較的短時間で性欲が高まっていく傾向にありますが、女性の場合はスキンシップを図るなかでじっくりと時間をかけて性欲が高まっていく傾向が見られます。

 

▶︎セックスレスの原因とは?|なりやすい夫婦の特徴や解消法を解説

 

女性の性欲が強くなる時期や原因

 

女性にも男性と同様に性欲は存在しますが、性欲が高まる時期やタイミングなどに違いが見られます。

 

どのようなことが原因で性欲が高まるのか具体的に紹介しましょう。

 

生理周期

女性の性欲は生理周期に大きく影響を受けます。

 

一般的に生理が終わった直後から排卵日にかけて性欲が強くなるケースが多いですが、生理前の時期になると性欲は徐々に落ち着いてくる傾向があります。

 

ただし、これには個人差があり、なかには生理前のタイミングで性欲が強くなるという女性も少なくありません。

 

年齢や性交渉の経験

性交渉の経験がない、または少ない女性の場合、セックスそのものに恐怖や不安を感じ、性欲が高まりにくい傾向があります。

 

しかし、年齢とともに性交渉の経験を重ねていくと、徐々に快感を得やすくなりセックスに積極的になる女性も少なくありません。

 

満腹時

男性の場合、空腹時に性欲が高まりやすい傾向があるのに対し、女性は満腹時に性欲が高まる傾向があります。

 

これは、女性の性欲を刺激する中枢神経が満腹中枢を刺激する場所に近いためであると考えられています。

 

▶︎生理後は性欲が強くなる?生理周期別の性に関する過ごし方を紹介

 

女性で性欲が強いことはよくないことなの?

性欲が強くセックスを求める欲求は男性のほうが強いイメージがあり、女性と性欲の強さはイメージとして結びつかない方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、これまでも紹介してきたように女性にも性欲は存在し、個人差はあるものの性欲が高まることは決して異常なことではありません。

 

セックスに依存し日常生活に支障をきたすほどでなければ、マスターベーションやパートナーとの性交渉で性欲をうまく発散し付き合っていくことが大切といえるでしょう。

 

▶︎40代の女性は性欲が強い?なくなる?その違いや性欲の対処法について

 

性欲がない女性の原因や理由

 

性欲の強さには個人差があり、男女ともに性行為に対する欲求がそれほど高くない人も存在します。

 

しかし、生まれ持った体質や性格以外にも、性欲が低い女性にはさまざまな原因が考えられます。

 

疲労・ストレス

肉体的な疲労やストレスが溜まっていると、性交渉に対するモチベーションが高まらず性欲が湧いてこない傾向があります。

 

これは女性に限らず男性にもいえることであり、しっかりとした休息やストレスの原因を取り除くことで解決できるケースがほとんどです。

 

性交痛

性交痛とはその名の通り、セックスの最中に感じる痛みのことを指します。

 

性交痛が生じる原因はさまざまですが、特に多いのは濡れにくく挿入がうまくいかないというケースです。

 

また、パートナーとの肉体的な相性がマッチせず痛みを感じることもあるようです。

 

妊娠・出産

妊娠や出産は性欲に大きな影響を及ぼします。

 

一般的に妊娠初期妊娠後期、および出産後は性欲が低下していくとされています。

 

薬の服用

服用している薬の種類によってはホルモンバランスが崩れ、性欲が低下することがあります。

 

特に多いのがピルの服用です。

 

生理痛の緩和や避妊のためにピルを服用する機会が多いと、性欲の低下を招くケースも少なくありません。

 

性欲がない・湧かないときの対処法

性欲の低下はさまざまな原因によって引き起こされることがわかりましたが、これを放置しておくとパートナーや恋人との間に亀裂が入ることもあります。

 

そのような事態を招かないためにも、どのような対処法が有効なのでしょうか。

 

休息やストレスの発散

疲労やストレスが原因で性欲が低下している場合には、まずはしっかりと休息をとり身体を休ませることと、ストレスを発散することが大切です。

 

特にストレスの緩和に向けては、ストレスの原因となっていることを取り除くことが有効ですが、現実的に考えて難しい場合も多いでしょう。

 

そのような場合には、適度な運動をしたり、好きな音楽や映画、ドラマなどを楽しむなど、ストレスとうまく付き合っていく方法を試してみましょう。

 

性交痛を緩和するための工夫

性交痛によって性欲が低下している場合には、潤滑ゼリーを使用したり、痛みを感じにくい体勢を試してみるなどの工夫が効果的です。

 

パートナーとの話し合い

性欲の低下は誰にでも起こりうるものであり、パートナーから求められたからといって無理に付き合おうとするとストレスを感じてしまいます。

 

また、最悪の場合、パートナーに対する愛情や好意が低下する可能性もあるでしょう。

 

このようなすれ違いをなくすためにも、パートナーと十分に話し合い、お互いに思いやりをもって接することが大切です。

 

▶︎セックスレスになると離婚率が上がる?レスにならないための方法とは

 

女性が性欲と上手に向き合う方法とは

性欲が湧きづらい、または性欲の波が大きいことに悩みを抱える女性は少なくありません。

 

性欲は人間の本能でもあり、自分自身でコントロールすることは難しいものです。

 

しかし、性欲の高ぶりを抑えたり、セックスに対するモチベーションを上げるためにできる工夫は存在します。

 

性欲が強く抑えたいと感じるときには、マスターベーションやパートナーとの性交渉で発散するのがベストですが、それ以外にもスポーツなどで身体を動かしてみるのも有効です。

 

反対に、性欲が低いことに悩んでいる方は、無理のない範囲でパートナーと少しずつスキンシップを図ってみるのもおすすめです。

 

はじめのうちは性欲が低いと感じていても、スキンシップをはかるうちに徐々に気持ちが高ぶってくることもあります。

 

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まとめ

個人差はあるものの女性にも性欲は存在し、さまざまなタイミング・原因によって性欲が高まることがあります。

 

また、反対にちょっとしたことが原因で性欲は低下し、それが原因でパートナーや恋人との関係に亀裂が生じる可能性も少なくありません。

 

性欲が低い、または高いことに悩みを感じている方は、今回紹介した内容を参考にしながらうまくコントロールする方法を試してみましょう。

 


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