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自己肯定感が低い子供の特徴や言動とは|注意すべき親の発言や行動

 

昨今、SNSを中心に「毒親」や「親ガチャ」という言葉が流行るようになりました。

 

それだけ親が子どもに与える影響は大きく、ときには自己肯定感のような人格形成に関わることもあります。

 

そこで本記事では、自己肯定感という言葉は聞いたことがあるもののよく分からないという方に向けて、具体的にどういった意味を指すのか、自己肯定感が低い子どもはどういった特徴が見られるのか、自己肯定感が低くなる原因もあわせて解説します。

 

自己肯定感が低い子どもの特徴や言動

 

自己肯定感とはその名の通り、自分自身を肯定できる考え方や感覚のことを指します。

 

人の性格や育った環境などによって、自己肯定感が高い人もいれば低い人も存在するのです。

 

特に子どもの場合、教育の仕方や接し方などによっても自己肯定感は大きく左右されてきます。

 

自己肯定感が低い子どもには、どういった特徴が見られるのでしょうか。

 

①自分自身と他人を比較しがち

人間は誰でも長所と短所があり、自分自身の長所を肯定したり認めたりすることは簡単です。

 

しかし、自己肯定感の低い子どもは、自分自身と他人とを比較してしまい、特に短所がよく目につくようになります。

 

たとえば、「◯◯さんはテストで80点をとったのに、自分は60点しかとれなかった。だから自分はダメだ」といったように、自己嫌悪に陥ることが少なくありません。

 

②周囲の目を気にしがち

自己肯定感が低い子どもは、自分で自分を認めてあげることができないため、周囲から良い評価を得ることで安心する傾向が見られます。

 

あまりにも周囲の目を気にしすぎてしまうと、自分自身を押し殺してまで「良い自分」を演じようとする傾向も見られます。

 

その結果、自分の意見や考えに自信をもてなくなり、周囲に流されやすくなることもあるのです。

 

③失敗を過度に恐れる傾向がある

自己肯定感が低い子どもは、少しのミスや間違いでも自己嫌悪に陥りやすく、失敗を過度に恐れる傾向が見られます。

 

特に、新しいことにチャレンジする際に失敗はつきものですが、自己肯定感が低いとこれ以上自分を嫌いになりたくないと感じ、新しいことに挑戦する意欲すらなくなることもあります。

 

▶自己肯定感とは?|意味や似ている言葉との違いをわかりやすく解説

 

自己肯定感が低い子どもの原因が親といわれる理由

 

自己肯定感が低くなる理由のひとつとして、育った環境が挙げられることがあります。

 

なかでも親から受ける影響は大きく、子どもへの接し方ひとつで自己肯定感が高くなることもあれば、低くなることもあるのです。

 

近年、「毒親」という言葉を目にする機会が増えてきました。

 

子どもに対して悪影響を及ぼす、その名の通り「毒」のような存在の親のことを指します。

 

たとえば、子どもの考えや個性を一切認めることなく否定し続けてしまうと、子どもは「自分は悪い人間なんだ」と感じるようになり、自分に自信がもてなくなってしまいます。

 

親としては、立派な子どもに育ってほしいと願うあまり、このような行動をするケースもありますが、子どもにしてみれば自分の存在そのものを全否定されているような感覚になるでしょう。

 

子どもは親を選ぶことができないことから、自己肯定感が高くなるのも低くなるのも親次第であり、「親ガチャ」という言葉で表現されることもあります。

 

▶自己肯定感を高めるに効果的な8つの習慣や方法を紹介

 

子どもの自己肯定感に強く関わるのは父親と母親どちらか?

かつての日本では、父親が働きに出て家計を支え、母親が専業主婦として子育てや家事に専念するという家庭が一般的でした。

 

しかし、昨今では共働き世帯が当たり前となり、子育ても母親と父親が協力して取り組むという考えが一般的となっています。

 

子どもの自己肯定感は、子育てのなかで子どもとコミュニケーションをとる時間が多い親ほど影響を与えやすいといえるでしょう。

 

そのため、父親と母親のどちらが子どもの自己肯定感に影響を与えやすい、と一概に判断できるものではありません。

 

▶︎セルフラブとはどんな意味?自分を愛す方法や自己肯定感との違いを解説

 

自己肯定感が低い子供が成長するとどうなってしまうのか

 

幼少期や学生のうちは自己肯定感が低くても、大人になるにつれて自分に自信がもてるようになり、自己肯定感は高くなっていくだろうと考える親もいるかもしれません。

 

実際に、幼少期に厳しいしつけを受けたものの、大人になってからは自己肯定感を取り戻し、立派に成長する人も少なくありません。

 

しかし、あまりにも厳しすぎるしつけをしてしまうと、自己肯定感が低いまま子どもが成長してしまうことがあるのです。

 

自己肯定感が低い状態で成人すると、ものごとを自分で決められなかったり、他者とコミュニケーションをとることに恐怖を覚えたりすることもあります。

 

その結果、人付き合いに苦手意識をもつようになり、周囲から孤立してしまう人も出てくるでしょう。

 

また、自分に自信がもてないため就職をしても仕事についていけず、充実した社会人生活が送れないといった事態になることも考えられます。

 

▶︎ 【怒りを抑える】アンガーマネジメントのやり方・テクニックをご紹介!

 

自己肯定感を下げてしまうかもしれない親の発言や行動

 

親であれば誰しもが、自分の子どもには立派に育ってほしいと願うものです。

 

しかし、親が良かれと思ってとった行動や言葉が、子どもにとっては思いのほかショックに感じ、自己肯定感を下げてしまうこともあります。

 

具体的にどういった言動が子どもの自己肯定感を下げてしまうのか、いくつか例を出しながら解説しましょう。

 

「どうしてできないの?」などと責める

大人にしてみれば簡単に見えることでも、子どもにとっては難易度が高いことは数多くあります。

 

親にしてみれば、なぜ自分の子どもが簡単なことをできないのか苛立ってしまうこともあるでしょう。

 

しかし、だからといって「どうしてできないの?」といったように責め立ててしまうと、子どもは何もできなくなり自信をなくしてしまいます。

 

他者と比較する

子どものやる気を引き出すために、良かれと思って他者と比較してしまう親も少なくありません。

 

たとえば、「◯◯君はテストで90点を取ったんだって」と言った場合に、友達に負けないために努力する子どももいれば、自信をなくしてしまう子どももいます。

 

また、親自身の幼少期と比較して、「自分は運動が得意だったのに、なぜあなたは苦手なの?」といった言葉も自己肯定感を下げる要因となることがあります。

 

長所を褒めない

もともとの性格で自己肯定感が低い子どもであっても、良いところを褒めることで自己肯定感が高まっていくことがあります。

 

しかし、親が子どもを認めようとせず、褒める言葉を投げかけないと「自分はダメな子どもだ」と感じるようになり、ますます自己肯定感が下がっていってしまいます。

 

▶自己肯定感が低い人の原因とは|実はプライドが高い?親のせい?

 

まとめ

自己肯定感の低い子どもは自分と他者を比較したり、周囲の目を気にしすぎたりする傾向があります。

 

自己肯定感が低くなる理由には個人の性格も影響しますが、幼少期に親がどのように接してきたかも重要なポイントとなるのです。

 

厳しいしつけのつもりでとってきた行動が、結果として子どもの自己肯定感を下げることにならないよう、長所を褒めてさらに伸ばすなど、日頃の行動を意識してみましょう。

 


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