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2021.12.17 佐田真由美が語る、逆境にめげずに前進する力

インタビュー自分スタイル

私たちを惹きつける特別な魅力を持つひとは、誰にも真似できない“個性”という輝きを放っています。各界で活躍し続けている彼女や彼に、“自分らしく”にこだわりを持つ生き方についてインタビュー。そのオリジナルなスタイルの秘密を探ります。H_styleを語っていただくゲストは、モデル、ジュエリーブランド「エナソルーナ(enasoluna)」のトータルディレクターとして活躍する佐田真由美さんです。

 

佐田真由美

「自分の未来を信じ続ける。必ずなるようになるから」


―3歳からモデル活動を始め、芸歴は40年以上。さらにトータルディレクターを務めるジュエリーブランド「エナソルーナ」は15周年を迎えました。長く継続できている理由を、ご自身はどのように分析しているのでしょうか。

「本当に周りに助けていただいていることが第一です。そして、諦めない心を持っていること。他人から言われた言葉に落ち込んでも『辞めます』とは口にせず、絶対に立ち上がり、続ける方法を考えるようにしてきました。何でも辞めることは簡単。生きていると必ず気分の浮き沈みがあるけれど、昔から打たれ強いほうだと思います」


―自身を打たれ強いタイプと分析する佐田さん。現在までモデルや女優として第一線を走り続けてきた彼女の原動力になった、ある言葉があるそう。

「モデル仲間に『とにかく行ってみてほしい!』と強く薦められて、一度だけ占いに行きました。占いの言葉は心に強く残るから、当時もあまり乗り気ではなかったし、今後も占いに行くことはないと思っています。その最初で最後の占いで『あなたは大器晩成型です』と言われたんです。『あなたはすべてを人に渡してしまうけれど、それが後になって返ってくる』と。その言葉がつらいときに原動力になったことは確かです。

それ以来、きっと自分の未来は必ずうまくいくはずだと思い続け、つらい出来事はそのときための勉強の時間だと捉えてきました。

ネガティブな気持ちを抱くことは当たり前だし、それが悪いものだとは思わないけれど、その感情に飲み込まれないように常にポジティブな自分を勝者にしておく。モヤモヤしたときは『もうやめっ!』と自分に言い聞かせるようにわざと声に出してみたり、癒しを求めて温泉に行くこともあります。そうしているうちにだんだん周りが見えてきて、あの人に感謝しなきゃ、お礼を言わなきゃ、という思いがわいてくるんですよね」


―ポジティブな自分を勝者にしておく―—そう頭の片隅で意識していても、ふとした瞬間に落ち込むこともあるという。そんなときも焦ることはない、と。

「例えば『自分がイケていないんじゃないか』とか、ふとした出来事で落ち込むことはあります。でもそういうときは『ああ、そういう時期なんだな』と受け入れるようにしています。そのうちまた気持ちも変わってくるから、じっと佇んで、時が解決してくれるのを待ちます。

年齢を重ねると、相談した誰かが問題を解決してくれるということは、もうないと思うんです。周りに相談するよりは自分自身で少しずつ噛み砕いていくことが多いです。

もともと寝れば忘れるタイプだったけれど、最近は残るようになってきたんですよね。でも残っていたとしてもそのまま放っておく。日頃からケセラセラの精神に支えられていますが、本当になるようになるんです(笑)」

 

 

「心の声に正直に。勇気を出して行動する」


―20代から30代は、社会経験を積み、ある程度のスキルが身について責任が求められる立場になる年代。結婚・出産などのライフイベントは、キャリアにどう影響するかを考え、悩む人が多くいます。30代を迎えてまもなく結婚、出産を経験した佐田さんが、一歩踏み出せた理由を聞いてみると―—。

「世間に忘れられてしまうんじゃないか、仕事を完全にやめたとしても自分はそれで満足できるのかーー後輩モデルからも『結婚はしたいけれど仕事を失うのが怖い』という声を聞きます。仕事が波に乗っているときに、婚期が重なったりするものなんですよね。私もこれまでの人生で一番忙しいときに結婚、出産をしました。

結婚に対しては『やったことがないことをやってみたかった』という思いが大きかったですね。結婚をして、子供を生み、次のステージに立ってみたいという気持ちがあり、絶対に楽しいものになるはずだと感じていました。でも踏み込むのに勇気がないという気持ちはすごくわかります。当時よりも女性が働きやすい環境づくりは進んでいるけれど、もっと女性が活躍できる豊かな社会になって欲しいと常に思っています」


―モデル、女優として絶頂期に結婚。そして妊娠・出産後、3年のブランクを経て復帰。人生の節目に、仕事に対する意識はどのような変化がありましたか?

「自分の意思でモデル活動をするようになったのは高校生の頃でした。20代前半には女優や歌手としてモデル以外の仕事を経験しました。女優やアーティストの方々と比べると、モデル業って簡単と思われがちなところがあります。でも外に出て俯瞰で見たとき、誰もが出来るわけではない貴重な仕事だと思い、モデルの仕事の大切さをより一層感じることができました。

妊娠がわかったときは女優業が中心になっていた時期。当時はモデルや女優業と子育てを両立しながら第一線で活躍しているという例が少なく、私自身も3年間休業しました。この間も『エナソルーナ』の仕事はしていましたが、この3年間は私にとってターニングポイントになったと思います。仕事を再開するときも子育てのことを考え、仕事は一日5時間までと決めていたので、女優業を続けるのは難しいと思い、モデルの仕事から再開して今に至ります」

 

佐田真由美

―モデルとして、ジュエリーを手掛ける作り手として。“表現する”という意味で、今、それぞれの仕事とどのように向き合っているのでしょうか?

「SNSを見ていると、誰もが“表現したい”という気持ちを持っているんだなと感じます。だから、自分が今、表現するものがあって、それを世の中に発信できるという境遇にいることに、とても感謝すべきだと感じています。そして感謝するだけでなく、それぞれの仕事に対してきちんと責任を持ちたいと思っています。

モデルとしては、『ViVi』や『GLAMOROUS』の専属モデル時代に、1日に100体以上の服を着こなすという嵐のような撮影を経験しました。モデルの仕事は表現者ではあるけれど、今も主体は洋服だと感じています。洋服が素敵に見えることを一番に、その上で自分らしくどう着こなすかということを念頭に置いています。

今までのモデルの経験を活かして、現在は所属事務所のモデル部のディレクターを務めていて、新人モデルと接する機会もあります。言葉にして伝えてはいないけれど、モデル業だけでなく、未来にはいろいろな道があるということを私の存在を通して感じ取って、夢を持ってもらえたらうれしいですね。

また、『エナソルーナ』のディレクターとしては自分を出すより、あくまでも作り手として“誰かのため”にものづくりしたい。もらってうれしい、ご褒美として自分へ贈ってもうれしい、世代を超えて愛されるもの―—。本当に、ジュエリーはハッピーなものでしかないと思っていて。だからハッピーをお届けできるようなヒット作を生み出したいと思っています」


どんなときも前を向いて歩んできた佐田さんの言葉には、他の何よりも“自分を信じる力”を感じました。誰の人生にも山もあれば谷もある。その人生をまるごと受け入れて、未来の自分への期待と好奇心を糧にすることができれば、試練は好機となるかもしれません。周りに支えられながらも、自分の足で地に立ち、最終的に自分の力で物事を突破する―—そんな芯の強さが、多くのひとを惹き付ける彼女の魅力ではないでしょうか。

※インタビューvol.2では、15周年を記念して装い新たにリスタートした『エナソルーナ』について深堀りしていきます。


Profile
佐田真由美(さだまゆみ)
1977年8月23日生まれ。東京都出身。3歳からモデル活動を開始し、女優として映画やドラマにも出演。現在は『otona MUSE』などファッション誌を中心にモデルとして活躍するほか、ジュエリーブランド「enasoluna(エナソルーナ)」のディレクターを務める。YouTube「さだまゆTV」にてメイクやファッションなど多数コンテンツを配信中。
https://www.ldh.co.jp/management/sada_m/

Instagram:@sadamayumi@enasoluna_official


PHOTO = 嘉茂雅之
TEXT = Humming編集部

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