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大人に必要なセルフケアアイテム。たとえば、こんな自然素材のテディベア!

自分をいたわり、 自分らしさを取り戻すーー。そんな“セルフケアの時間”をきちんと持つことができていますか? ちょっと落ち込むことがあっても、会いたい誰かに会えなくても、前向きな自分でいられるように。気分を上向きに、元気になれるアイテムやリセットする方法は見つけておきたいもの。たとえば、見ているだけで、抱きしめるだけで癒されるテディベアはいかがでしょう?


100年以上の歴史がある“癒し”のパイオニア

欧米では、赤ちゃんが生まれると出産祝いとしてテディベアを贈る習慣があるそう。“ファース トフレンド”とも呼ばれ、一緒に寝たり、話し相手になったりと、子供にとってまるで家族のような存在になっていくのです。
寂しさや悲しみを癒してくれた記憶は大人になってもそのままに、テディベアは多くの人のかけがえのない“心のパートナー”であり、ずっと心に寄り添うアイコン的アイテムといえるのかも。

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世界で最初のテディベアといわれているシュタイフ社の「55PB」。


実は昨今の日本でも、テディベアによる小児患者への癒し効果の有効性について研究が進んでいるのだとか。 誕生から100年以上にわたって、世界中の人々の人生に寄り添い、愛されてきたテディベア。大人である私たちのセルフケアアイテムとしても、力を発揮してくれそうです。

そんな歴史のあるテディベアに、自然素材を使ったサステナブルシリーズが登場しました。その愛らしい仲間たちの顔触れを見てみましょう!


シュタイフから自然素材を使用したテディベアが登場

ご紹介したいのは、ドイツの最高級ぬいぐるみメーカー「シュタイフ」が手掛けるサステナブルなテディベアシリーズ 「テディーズフォートゥモロー」。シュタイフ社は1880年にドイツで誕生し、世界で初めてテディベアを作ったことで知られる老舗ぬいぐるみメーカーです。“本物だけを作り続ける”という情熱に基づいたクラフトマンシップとこだわりで、環境にやさしく持続可能な生産にアプローチしています。

素材にはリネン、ヴィーガンレザー、紙、竹、ヘンプ、 パイナップル繊維などの天然資源と、そしてリサイクルペットボトルなどを使用。テディベアを通して、子供たちによりよい未来を残していくことを目指しているそうです。

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テディーズフォートゥモロー イベンダーパンダ¥41,800/シュタイフ ジャパン

新シリーズのなかで、上の写真の「テディーズフォートゥモロー イベンダーパンダ」は、世界2020 体の限定生産アイテム。竹から生まれた新素材を中心に、詰め物はリサイクルペットボトル素材を使用しています。

成長が早く、2~3年のサイクルで成長を繰り返す竹はそのまま放置しておくと森林を荒らしてしまうことも。伐採しても自然環境のバランスにはほとんど影響がないため、循環型資源として注目されている竹。しかも約3ヵ月ほどで土に還るというサステナブルな特性も!


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テディーズフォートゥモロー 55PB テディベア¥39,600/シュタイフ ジャパン


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テディーズフォートゥモロー リチャード・シュタイフ テディベア¥35,200/シュタイフ ジャパン

「テディーズフォートゥモロー 55PB テディベア」と「テディーズフォートゥモロー リチャード・シュタイフ テディベア」は竹素材のビスコースや、ヴィオランという植物繊維と木質繊維から成る新素材などが使用されたベア。詰め物には、トウモロコシを原料とした繊維ポリラクチドが使われています。


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テディーズフォー トゥモロー ボンバックス エレファント¥18,700/シュタイフ ジャパン

新シリーズには、エレファントも仲間入り。竹素材のビスコース、ヴィオラン、詰め物にはリサイクルペットボトル素材などが使われています。


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「テディーズフォートゥモロー」シリーズの限定商品は、特別なチェストタグが目印です。金属製のタグに、 1897 年の最初のシュタイフロゴが刻印されています。


 人の心に寄り添い愛を与えるテディベアの精神は東日本大震災時にも発揮され、シュタイフ社が被災された人々の心のケアとしてテディベア1000体をいち早く寄贈した話も知れらています。理屈ぬきに可愛いのはもちろん、シュタイフ社の取り組みやサステナブルな背景を知るとさらに愛着がわきそうですね。自分に、そして大切な誰かへのエシカルな贈り物としてもおすすめです。


「連休がとれたらリトリートしたい」「この仕事が終わったらマッサージでも行こうかな」ーーいつかいつかと先延ばしにしがちな自分のための時間づくり。でも、特別な時間をつくらなくてもちょっとしたコトで日常生活の“癒し” は叶います。むしろ、体も心も気付いたときにこまめにケアしたほうが、積もり積もった疲れで思わぬ不調を招く・・・なんてことも避けられそう。ホッとひと息つくときに、目に触れるもの。モヤモヤとしたときに寄り添ってくれる存在。日常生活の“癒し”は、上手に取り入れていきたいですね。

シュタイフ公式サイト
https://www.steiff.co.jp/


RECIPE = 山下優子

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