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極上の履き心地だけじゃない。いくつもの感動を運んできてくれる靴

Humming編集スタッフでの情報交換で「この前、とてもいい靴を見つけて」と名前が挙がったのが、今回ご紹介する「Öffen(オッフェン)」。まず驚かされるのは、その軽さ。そして、足にまったく負担を感じない履き心地。しかも“環境に優しい”をテーマに掲げているだけあって、環境に配慮したリサイクル素材を可能な限り使用し、製造工程もなるべくミニマムにすることで二酸化炭素の排出を抑制するなど、エシカルなモノづくりを実現しています。このブランドの魅力、ぜひ知っておきましょう。

オッフェン
一足目はまず定番色を。ロングセラーになっている黒のスカラップパンプス(scallop pattern / BLACK ¥14,850)、大きめのフリルがあしらわれたベージュのパンプス(pointed-FRIN / BEIGE ¥17,600)もおすすめ。

オッフェンの靴はフラットだけ

“普段履けるちょっとオシャレな靴”を届けたいというブランドコンセプトを知れば、フラットシューズだけというこだわりにも納得。軽くて、歩きやすくて、疲れない。「まるで履いていることを忘れてしまう」という声が聞こえてきそうな、極上の履き心地に定評があります。

軽さの秘密は、ニットシューズだから。使用済みペットボトルから生まれたリサイクル糸を採用した、軽量でクッション性のあるニット地は、軽いだけでなく、ほどよく柔らか。足を入れると気持ち良く馴染んで、まるで足が包み込まれるようなかんじ! この感動を一度味わうと、もうリピーターになること確実。

再生ポリエステル100%のシューズなので、水洗いが可能です。30℃以下の水で優しく洗って、風通しの良い場所で自然乾燥すればOK。きちんとお手入れして、大切に長く履き続けることができるのです。

ちなみに、シューズに付いているリング(プルバック)は、オッフェンのアイコンともいうべきディテール。このゴムの配色もポイントの1つになっています。

オッフェン
定番のポインテッドトゥパンプスにバイカラーが仲間入り。ピンクのツートーンカラーパンプス(pointed-PALETTE / PINK ¥15,400)は、とつても華やか。

トレンドを追わない、それでも素敵に見えるデザイン

手を加えすぎないデザイン、だからこその飽きのこないルックス。それこそが、ずっと愛用したくなるMy定番に選ばれている理由です。どんな服にも合わせやすいベーシックカラーだけでなく、着こなしのアクセントになるカラーも揃っているので、その日の気分で足元のおしゃれも存分に楽しめます。

今シーズンは、こんなバイカラーも登場。ベーシックカラーのボトムスに合わせて、着こなしをアップデートできます。

ちなみに、オッフェンのシューズはほぼ1万円台以内という、買いやすいプライス設定も魅力なのです。気に入ったデザインを色違いで購入するなんてことも、できそうですね。

オッフェン

どこまでもエシカルなモノづくり

お気に入りの靴を見つけて、いざ購入。すると、写真のようなペーパーバックに靴紐のリボンを結んで渡してくれます。オッフェンは靴箱ではなく、再生紙の袋を用意。水で洗えるほど丈夫なので、リユースも可能です。観葉植物のプランターカバーにしたり、ダストボックス代わりにしたり、クローゼットの収納用袋にと、使い途はいろいろ。

靴紐のリボンは、2本揃えて手持ちのスニーカーに使ってくださいとのこと。どこまでも考えられているモノづくりに感動してしまいます。

付属のシューキーパーも環境へ配慮した素材。トウモロコシやキャッサバのデンプン質から生まれた植物由来の生分解性プラスチックを採用しています。「生成時のCO2の排出量が少なく、コンポスターに入れてしまえば微生物のチカラによって分解することも可能」なのだそう。

 
〈左〉繊細なデコレーションが美しいLace shoes、〈右〉インパクトのあるリボンが素敵なBig-ribbon shoesの2つのデザインが登場(各¥27,500)。※数量限定アイテムのため、完売の場合があります。ご了承ください。


サステナブルなウエディングシューズに注目

ブライダルには自分のウエディングシューズで臨みたいーーというこだわり派の花嫁が増えています。そんな大切な日のシューズも、オッフェンならより特別なものが見つかります。

発表されたのは、この2つのデザイン。鎌倉のウエディングドレス専門店「Nuance(ニュアンス)」とコラボレーションし、同ブランドのデザイナー大塚由理さんがデザインを担当。オッフェンの定番ともいえるポインテッドトゥ型に、ウエデイングドレスを作る際に余った残布を使用しています。

ご覧のとおり、とても華やかでフォトジェニック! フラットシューズであることを生かしたデザインで、愛らしさに満ちています。ヴァージンロードを歩いたり、パーティー会場ではゲストのテーブルを巡ったりと、実は花嫁が歩くシーンはたくさん。無理をしてヒールの高いパンプスを履かずに、フラットシューズで足を労れば、花嫁は心からの笑顔で一日を過ごせそう。

そしてセレモニーが終わっても、普段使いできるフラットシューズとして、想い出とともに大切に履き続けることができるのです。


「Öffen(オッフェン)」は、「開放的な」「オープン」「解き放つ」を意味するドイツ語。ブランド名どおり、このシューズを履くことで出掛けることが喜びとなり、自由に歩き回ることがもっと楽しくなり、毎日がポジティブにそして豊かになりそう。しかもその一歩一歩がサステナブルな未来へとつながっているだなんて。モノづくりに込められた想いを感じながら、おしゃれを楽しむ。新しい靴を探している方は、ぜひここでお気に入りを探してみてください。


オッフェン
https://offen-gallery.com/


PHOTO = 寺山恵子
TEXT = Humming編集部

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