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マダガスカルから届く、エシカルなラフィアバッグの魅力

夏のおしゃれにプラスしたい、ナチュラルなかごバッグ。ぜひ注目して欲しいブランドがあります。世界一高品質といわれるマダガスカルの天然素材ラフィアを使い、現地でハンドメイドされている「AMPIANA+(アンピアーナ)」の魅力をご紹介します。

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マダガスカルの手仕事。温もりを感じる佇まい

マダガスカルと聞いて、どこにある国かすぐにわかりますか? アフリカ大陸の南東の海岸から沖へ約400キロメートル離れた、西インド洋に浮かぶ島国です。地図を見ると、とても存在感がありる大きな島であることがわかります。ちなみに日本の約1.6倍の面積があるそう。

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豊かな自然に恵まれたマダガスカル。アンピアーナのバッグは、島の各地から集められたラフィアヤシをはじめとする植物から繊維を取り出して染色されているのだそう。一つひとつ、すべて手作業で丁寧に編まれていて、ハンドメイドならではの形、色合い、何よりもそこに込められた想いを、手にするたびに感じられることも使い手の喜びに。

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〈上段左から〉Marché Bag(S)¥8,980、 Paper bag(M)¥10,480、Marché Bag-Tamatave(L)¥7,980、〈下段左から〉Pochette(L)¥5,980、Marché Bag-Tamatave(S)¥5,980


上の写真は、本日5月22日から公式オンラインサイトでリリースされる今夏の新作たち。どれも可愛くて、目移りしてしまいます。白Tシャツやデニムにも、リネンのワンピースにも似合うルックスで、夏の着こなしにも大活躍してくれそう。もちろん、ラフィアバッグはもはやシーズンレスなので、季節問わずで愛用できます。


製作を担うのは、ハンデを抱えたスタッフたち

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2020年10 月に、吉田泰己さん、彩虹さんご夫婦によって立ち上げられたこのブランド。泰己さんが仕事でマダガスカルに赴任していた際に、素晴らしいラフィア素材に出合ったことから始まりました。

そして、職人兼パートナーであるマダガスカル人のジャダさんと出会ったことが、「アンピアーナ」の設立につながったそう。
アンビアーナは、耳の不自由な方などハンデを抱えた人々を積極的かつ継続的に雇用することもミッションにしています。それは、耳の不自由な親戚がいるジャダさんの「共に働くなかでハンデを抱えていたとしても、環境さえ整えれば、五体満足の人々と同じように、もしくはそれ以上に働くことができる」という言葉がきっかけだったそう。

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職人であり、吉田夫妻のパートナー、ジャダさん。

エシカルでサステナブルなブランドを目指して、再生可能な天然素材の使用、フェアトレード、脱プラスチック、脱過剰包装ー-と、その取り組みは全方位に及んでいます。
マダカスカルのアトリエから届くおしゃれなラフィアバッグの背景には、たくさんの優しい物語があるのです。


アンビアーナの取り組み

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アンビアーナは、ハンデを抱える人に対する社会保障制度がないマダガスカルの現状を知り、非営利社会保障団体「HANDI-CRAFT MADA」を設立。売り上げの一部を医療費、薬代の補助、食料配給などの資金するアクションも起こしています。

そしてアンビアーナの職人だけでなく、マダガスカル全土の人々が誰でも加入できる仕組み作りも。職業訓練教育施設の設立、ろう学校への寄付など、モノヅクリだけでなく、地域に貢献するブランドなのです。


マダガスカル語で「プラス」を意味する「AMPIANA+」。私たちのファッションや気持ちにも、マダガスカルにも、モノヅクリに携わるすべての人々にとっても「プラス」をもたらしてくれるブランド。6月にはポッフアップイベントも予定されているので、ホームページのチェックを! たくさんの想いが込められてバッグを、ぜひあなたのライフスタイルにプラスしてください。


AMPIANA+
https://www.ampiana.com/
Instagram @ampiana_official
※ご紹介したバッグの販売は5/22 19:00からスタートです。


TEXT = Humming編集部

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