探求心を発揮！ スパイス料理作り

自己流でスパイスを調合しカレー作りにはまっているという佐々木さん。趣味が高じ、友人たちを集めたカレーパーティーは恒例となっています。カレーイベントを開催したり、専用のインスタグラムにてメニューを発信中。｢何でも実験するのが好きみたいで、スパイスの配合や季節の食材との組み合わせなどいろいろ試しています」。他にも漢方を煎じてみたり、薬膳スープを作ったり、など体の調子を整えることを試みているそう。

｢自分のためだけでなく、夫や友人のためだと燃えるんですよね。作品制作後、夜中にカレー作りのために玉ねぎのみじん切りをしていると、たまに“私何しているんだろう？”と思うこともあるのですが（笑）、それも作品作りの息抜きになって楽しいですね」

体のベースが整う趣味は、クリエイティブな感性が研ぎ澄まされ、アート作品を手掛ける原動力になっているようです。

人生のテーマ“ブルー”のアイテム収集

イラストレーターを経て、自分に向き合う抽象画アートを手掛けるようになったときテーマとして浮かんできたのが「ブルー」だったという佐々木さん。

｢母の存在がブルーのイメージで。絵の師匠でもある母に認められたい、という承認欲求が幼少期からあって、ずっと自分のなかにある課題のような色なんです。生活のなかでも、気づいたら集めていました」

陶芸家の竹村良訓さんや吉川直人さんの作品のほか、セレクトショップでピンときたものを集めているそうで、代々木上原のAELUや千駄木のcoquet、谷中Kokonnなどがお気に入りなのだとか。
｢植物を飾ることもありますが、オブジェとして購入することが多いですね」という花器収集は昔からの趣味だそうで、ブルーのグラデーションが美しいガラスから陶器まで多種多様。お皿もカレーが映えそうなターコイズブルーや深いコバルトブルーなど青の奥深い世界が堪能できイマジネーションが膨らみそうです。

リフトアップに即効く、美容機器＆クリーム

黒い服をまとい、華麗なライブペインティングを行う佐々木さん。その佇まいの美しさを支える2つのアイテム。

｢目の周りのむくみやリフトアップ、全身のシェイプアップにも使えるんです」と教えてくれたのは、最新美容機器のパイラナイト（写真左）です。しなやかでシャープなファルムはまるでアートピースのよう。リフトアップとシェイプ機能がオートで切り替わり、部位に合わせてエネルギーを自動で調整してくれるのだとか。完全防水だから「お風呂に入りながらも使えるので、リラックスして楽しめます」。

もう1つ愛用中なのが、昨今話題の天然ハリ成分スピキュール配合の美容クリーム、マクセリーピケ（写真右）。「3プッシュくらい塗って寝ると代謝が上がり、次の日は肌がふわっふわに」と語り、“塗る針美容”に注目しているのだとか。「お酒が好きなので、作品制作中は寝るための切り替えに飲むことも。翌日のむくみ対策は必須なんです」と微笑んでいました。

Profile
佐々木香菜子（ささきかなこ）
アーティスト、イラストレーター。1983年宮城県仙台市生まれ。ファッションを主軸に広告、商品パッケージ、テキスタイルのアートワークほか、企業とのコラボレーションなども幅広く手掛ける。近年では抽象画を精力的に制作、個展やグループ展、アートフェアなどにも参加。ライブペイントにも力を入れ、『BMW Japan 40TH ANNIVERSARY』『hueLe Museum』など、ユニークなシチュエーションでアート作品を完成させ、話題を呼ぶ。2016年より写真家 植村忠透氏とともにアートユニット「CAT BUNNY CLUB」を主宰。2022年5月には韓国釜山でのアートフェア「ART BUSAN 2022」に参加、6月には仙台メディアテークにて青をテーマにした抽象画の個展「birth」を開催予定。
https://www.sasakikanako.com/
Instagram @kanako_elhd