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多趣味なカップルの“遊び道具”が楽しい空間【二人の部屋だからできること】

一人暮らしの自由さもいいけれど、パートナーと一緒につくるライフスタイルにはまた別の広がりがあります。「おなじ」ところも愛おしいけれど、「違う」ところも愛おしい。二人暮らしを楽しむカップルの部屋から、“それぞれのお気に入り”を披露していただきました。


好奇心が止まらない二人の、遊び道具がいっぱいの家

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アウトドアスポーツという共通の趣味を通して知り合った真鍋史朗さんと友佳子さん夫婦。トライアスロン、サイクリング、マラソン、トレラン、釣り、サーフィン、キャンプ、山登り、スノーボード・・・と、道具もウェアもガラリと変わりそうな趣味を二人ともが楽しんでいるというのに、家がすっきり片付いているのが不思議なほど! 趣味上手は片付け上手なのかも!? そんな二人に、特にこれは「自分の趣味!」といえるアイテムを2つずつご紹介いただきました。

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友佳子さんのお気に入り1 :観葉植物

家の中にもベランダにも、たくさんの観葉植物や果実などの鉢植えが並ぶこの家。奥様の友佳子さんは以前からずっと植物を育てるのが趣味だったと言いますが、結婚してからは史朗さんも土いじりにハマり出したそう。

「週末、天気が悪い日や怪我などの体調不良で運動できない日は、二人で植木を買いに行ったり、植物のお世話をしています」

気持ちのいいグリーンに囲まれていると、家にいても自然を感じることができてリラックスできるとのこと。

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友佳子さんのお気に入り2:アイシングクッキー

料理は二人とも得意だけれど、特にお菓子作りを得意とする友佳子さん。写真は昨年末にクリスマスをテーマにして作り上げたアイシングクッキー。こうして部屋に飾って楽しむことも。手の込んだ精巧な作り、形も色合いもとても可愛くておしゃれです。

「クッキー作りも、家で過ごす時間を有効に使う方法ですね(笑)」

毎年お正月に自ら企画している、百人ほどが参加するというランニングイベントでは、参加記念のオリジナルアイシングクッキーを用意しているとのこと! 静と動、どちらの趣味もとことん極めてしまう友佳子さんのキャラクターが伝わってきます。

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史朗さんのお気に入り1:フィッシング用ルアー

たくさんの共通の趣味を持つ二人ですが、「釣り」に関しては史朗さんが圧倒的にベテラン。幼いころからハマっていて、今も釣りだけは一人で出掛けてしまうこともあるそう。

「大漁を前提に、二人の友人を招いてホームパーティを企画することもあります」

釣ってきた史朗さん自身が料理も担当、そちらの腕もなかなかのものだそう。史朗さんも静と動の極めっぷり、友佳子負けていません!

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史朗さんのお気に入り2:サイクリング自転車

二人ともロードバイクやトライアスロンを趣味にしていて、写真の上の自転車が史朗さん、下が友佳子さん愛用のもので、お揃いです。

「実はこの家には全部で10台ほど自転車があって、台数でいえば僕のものが多めです(笑)」

毎日片道17kmの距離を自転車通勤しているという史朗さん、走行距離も彼に軍配があがりそうです。ちなみに自転車のメンテナンスも史朗さんの方が得意で、友佳子さんの自転車のお世話も一緒にみてあげることが多いのだとか。

 

とにかく多趣味なカップルは、一緒に楽しみながらもそれぞれの得意分野を持っていて、お互いをカバーし合っている関係が素敵。趣味を極めるほどに大切なアイテムやツールを吟味して増やし、ますます楽しみを広げていくようです。

 

Profile
真鍋史朗&友佳子(まなべしろう、ゆかこ)
スポーツブランドで営業職として働く史朗さんとフリーランスのWebマーケターとして活躍する友佳子さんは、スポーツを介して知り合い、多くの共通の趣味で意気投合して結婚。5年前に購入したこの家は「遊び道具を収納できる」という条件で選んだという広々とした空間。玩具箱のように二人の趣味が詰まった「遊び部屋」も。


TEXT = 吉野ユリ子
PHOTO = 名和真紀子

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