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メンタルヘルスを向上させるセルフケア方法|自分と向き合う時間を増やそう

前回の『ヨガがメンタルヘルスに良いと言われる理由。ヨーガって本当はどういう意味?』では、ヨガとメンタルヘルスの関係についてご紹介しました。

 

今回は、更に掘り下げてメンタルヘルスを向上させるためにヨガをセルフケアとして取り入れる方法についてお話します。

 

セルフケアとは?

最近よく耳にする『セルフケア』という言葉。

 

実は、セルフケアの意味を誤解している人が多いことをご存知でしょうか。

 

例えば高級スパに行くこと、美顔器を買うこと…など、”わざわざ時間を作って、あるいはお金をかけなくてはいけない”ことだと思っている人がとても多いんです。

 

もちろん、それらも自分を癒すことの一つではありますが、短期的な効果しか期待することはできません。

 

セルフケアは、あなたの精神的、身体的、または“感情的な幸福を向上させるために取るすべてのアクション”のこと。

 

つまり、普段の生活の中で実践できるものがセルフケアであり、継続性があるものがより良いというわけです。

 

継続しやすいセルフケアとしておすすめなのが、ヨガです。

 

なぜならヨガは毎日5分や10分の時間だけでできるから。

 

また、オンラインが普及したおかげで、どこにいても、手軽にヨガができるようになり、とても便利になりましたよね。

 

◆【ストレス解消】セルフケアとはなにか?意味・種類・方法について解説

 

ヨガのポーズの練習

 

皆さんがイメージしやすいヨガと言えば、『ポーズの練習』ではないでしょうか。

 

ポーズのことを、ヨガではアーサナと呼びます。

 

ダイエット効果や、腰痛改善、産後の回復など、数多くの効果が期待できますが、気分を高めるための効果も抜群です。

 

例えば、ウォーキングとヨガを比較した研究では、ヨガのほうがより不安を軽減させ気分を向上させていることが分かっています。

 

また、ヨガを継続していくためには、毎日決まった時間に行う方法がおすすめです。

 

例えば、毎朝“太陽に挨拶し、太陽の恵みに感謝する”という意味を持つ『太陽礼拝』であれば、5分程度でできます。

 

瞑想

 

そして、ここ数年で、特に注目されるようになったのが『瞑想』

 

瞑想は集中力や生産性の向上が期待できると言われ、多くのビジネスパーソンが取り入れているセルフケアです。

 

その他にも睡眠の質が向上するとも言われているため、就寝前に瞑想をする方も多いんですよ。

 

睡眠の質が悪いと、身体的にはもちろんですが、精神的にも余裕はなくなります。

 

瞑想について「難しそう」「ジッとしていることができない」と、苦手意識を持つ人も多いようです。

 

まずは「ジッとしなくてはいけない」「何も考えてはいけない」など「〇〇しなくてはいけない」という考えは手放してみましょう。

 

ただ”5分間目を閉じて座る時間”を作ってみてはいかがでしょうか。

 

そして、考え事が浮かんでくることはとても自然なことだということを忘れないで下さいね。

 

◆【簡単】メディテーション(瞑想)のやり方・意味|マインドフルネスとの違いは?

 

ジャーナリング

 

ジャーナリング』とは『書く瞑想』とも言われるもので、自分が思ったことをノートに書いていきます。

 

頭の中だけで考えていたことを視覚化することで、より自分の内面と向き合うことができるのです。

 

ジャーナリングの方法はシンプル。ノートとペンを用意して手書きするだけ。

 

ポイントは、頭であれこれ考えず、また内容の良し悪しはジャッジせずに思いのまま書き続けるだけ。

 

こうやって頭の中で考えていることを言語化することで、気持ちが整理され、悩んでいたことが「大したことではなかった。」と思えることも。

 

ジャーナリングは、「悟りまでの練習過程」に含まれる行いではありませんが、現代ヨガではアーサナや瞑想後に、ジャーナリングをする方も多いんですよ。

 

心がとてもオープンになっているのでどんなことにも素直になることができ、ジャーナリングの効果をより実感できるかもしれません。


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