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ネガティブ思考をやめたい方へ|止まらない原因やレベル診断、改善方法をご紹介

仕事やプライベートにおいて、なぜかいつも悪い方向に考えてしまい、ネガティブ思考に陥ってしまう方も多いのではないでしょうか。

 

ポジティブ・ネガティブといった概念は、その人の性格や考え方、価値観などに影響するものと捉えられがちですが、実際には人間関係や環境が大きく影響している場合がほとんどです。

 

そこで本記事では、ネガティブ思考から脱却したいと考えている方に向けて、ネガティブ思考に陥る原因や診断方法、ポジティブ思考へと変化させるための方法も紹介します。

 

ネガティブ思考が止まらない原因

 

ネガティブ思考が癖になっている人は本人の性格や価値観の問題もありますが、それ以外にもさまざまな原因が関係していると考えられます。

 

どういったことがネガティブ思考の原因になりがちなのか、代表的なものを3つ紹介しましょう。

 

①  大きな挫折や失敗を味わった経験がある

仕事やプライベートで過去に大きな挫折や失敗をした経験がある人は、そのことが頭から離れずネガティブ思考に陥ってしまうことがあります。

 

たとえば、受験に失敗したり大学を留年した経験や、仕事でミスをして大損害を会社に与えてしまった経験などは、自分でも思い出したくないほど辛いものです。

 

しかし、ふとした瞬間にこれらを思い出してしまうと、自分自身が嫌になり延々とネガティブ思考が止まらなくなってしまいます。

 

②  人間関係の悩み

自分自身の過去だけでなく、周囲を取り巻く人間関係もネガティブ思考の原因になることがあります。

 

たとえば、自分に対して否定的な言葉を投げかけてくる人がいると、「自分はダメな人間なんだ」と考えるようになり、自然とネガティブ思考に陥っていきます

 

③  生活習慣

普段の生活習慣がネガティブ思考を招くこともあります。

 

特に注意したいのが、日中に睡眠をとって夜に活動する夜型の生活です。

 

日光を浴びる機会が極端に減ることで、セロトニンとよばれる物質が体内で生成されにくくなります。

 

セロトニンは幸福感を得るために重要な物質であり、これが不足すると自然とネガティブ思考に陥っていくことがあるのです。

 

◆ポジティブ思考になる方法|うざいと言われる理由やプラス思考との違いは?

 

ネガティブ思考とマイナス思考の違い

ネガティブ思考と似た言葉に「マイナス思考」があります。

 

両者は同じようなニュアンスで使われることも多いですが、どういった違いがあるのでしょうか。

 

マイナス思考とは、その名の通りものごとをマイナスの方向、すなわち悪い方向に考えてしまうことを意味します。

 

ネガティブ思考もある意味ではマイナス思考ともいえますが、状況に応じて考え方が変化することが大きな違いといえるでしょう。

 

ものごとが不利な状況にあるときに、悪い方向に考えてしまうのをネガティブ思考といいますが、マイナス思考は状況にかかわらず悪い方向に考えるという点で大きく異なります。

 

◆自己肯定感が低い子供の特徴や言動とは|注意すべき親の発言や行動について

 

ネガティブ思考が嫌われる・うざいと言われる理由

 

ネガティブ思考の人は周囲から良く思われにくく、嫌われたり「うざい」、「鬱陶しい」と感じられたりすることがあります。

 

それはなぜなのでしょうか。

 

もっとも大きな理由として挙げられるのは、ネガティブ思考が周囲に悪影響を与えてしまうことがあるためです。

 

たとえば、職場の同僚や仲間がいつも不平不満を撒き散らしていると、全体の仕事に対する士気が低下してしまいます。

 

その結果、生産性が下がりボーナスの査定や人事評価にも悪影響を与えてしまうでしょう。

 

仕事は決して楽なものではありませんが、そのなかでもやりがいを見いだしたり、楽しみながら仕事をしたいと考える人は多いものです。

 

ネガティブ思考の人がいると、仕事そのものへの妨げになることから、嫌われたり「うざい」と感じられたりするのです。

 

ネガティブ思考のレベル別診断

ネガティブ思考・ポジティブ思考は人間であれば誰しも備わっているものです。

 

あるときはポジティブ思考であったのに、その翌日になると後ろ向きな気持ちになってネガティブ思考に陥ってしまうケースもあるでしょう。

 

重要なのは、自分自身がどの程度のポジティブ思考・ネガティブ思考の傾向があるのかを知っておくことです。

 

大まかな傾向を知っておけば、自分自身の考え方の癖をもとに正しい方向に導いていけるでしょう。

 

そこで参考にしてほしいのが、ネガティブ思考のレベル別診断です。

 

一口にネガティブ思考といっても、人によってその程度はさまざまです。

 

以下の診断を行うことで、自分自身がどの程度のレベルにあるのかを客観的に調べられます。

 

マイナス思考診断

https://direct-commu.com/simple-test/mental/minus-thinking/

 

ポジティブorネガティブ度診断! あなたは前向き?ネクラ?

https://gakumado.mynavi.jp/gmd/diagnoses/21672

 

あなたはどちら?ポジティブorネガティブ診断

https://mirrorz.jp/article/positive-negative/

 

ネガティブ思考の診断サイトは上記以外にもさまざまなところがあるため、複数のサイトの診断結果を参考にしてみるとよいでしょう。

 

ネガティブ思考が仕事や恋愛で与える影響

 

 

ネガティブ思考をもっていると、仕事や私生活にどういった影響が及ぶのでしょうか。

 

ここでは仕事面で与える影響の一例と、恋愛面で与える影響の一例をそれぞれ紹介します。

 

①仕事面で与える影響

仕事面への影響としては、上記でも紹介した通り、部署やチーム全体における仕事への士気低下が考えられます。

 

どうせ無理だ」、「目標は達成できないだろう」といった気持ちの同僚がいて、毎日のようにそういった後ろ向きな言葉が飛び交っていると、本来やる気のある社員までもがネガティブ思考に陥ってしまい生産性が低下します。

 

一方、そのようなネガティブな言葉に惑わされることなく仕事に取り組む社員もいますが、ネガティブ思考の社員を鬱陶しく感じてしまい、職場全体の雰囲気や人間関係が悪くなることもあります。

 

②恋愛面で与える影響

ネガティブ思考は恋愛面においてもさまざまな影響を与えます。

 

ネガティブ思考の人の多くは、自分に自信がなかったり、自虐的になる傾向があります。

 

自信がなく、極度に自分自身を卑下するような人は、異性からも魅力的に映らず恋愛対象外と見られてしまうことも。

 

また、すでに恋人や好きな人がいたとしても、相手のわずかな言動の変化や言葉に傷ついてしまったり、少しでも連絡が途切れるとしつこく問い詰めてしまったりと、信頼関係を築くことが難しくなる場合もあるでしょう。

 

ネガティブ思考は他者にもうつる?

ネガティブ思考は他者に感染するようにうつっていくことがあります。

 

たとえば、職場やコミュニティ内で誰かが他人の悪口や噂話を切り出したとき、それに便乗するように話が盛り上がったという経験はないでしょうか。

 

また、SNSでも毎日のようにネガティブなワードがトレンドに上がっています

 

もともとはポジティブ思考な人であっても、ネガティブ思考に触れ続けることで悪い方向へ影響を受けるという研究結果も出ているのです。

 

ネガティブ思考を改善する方法

 

ネガティブ思考が癖になっている人のなかには、ポジティブ思考へと切り替えていきたいと感じることも多いでしょう。

 

そこで、ネガティブ思考を改善するために習慣づけたい方法の一例を紹介します。

 

①自分を責めすぎない

ネガティブ思考を改善するための第一歩は、自分で自分のことを認めてあげることです。

 

自分がもっているネガティブな側面を否定してしまうと、さらにネガティブ思考に拍車がかかってしまいます。

 

そのため、まずはありのままの自分を否定せず受け容れることが重要です。

 

◆【自己受容】弱くてダメな自分を認めて受け入れるトレーニング方法をご紹介

 

②人間関係を見直す

次に、人間関係を見直すことです。

 

周囲にネガティブ思考な人が多い場合には、できるだけ距離を置くようにし、ポジティブ思考な人と積極的に交流をもつことを心がけましょう

 

ポジティブ思考の人の言動や考え方を真似することで、ネガティブ思考から徐々に脱却していける可能性があります。

 

③成功体験を積み重ねる

最後のポイントとしては、仕事やプライベートにおいて小さな成功体験を積み重ねていくことです。

 

たとえば、いきなり大きなプロジェクトや売上目標を立てても現実的ではなく、「さすがにこれは無理かも…」とネガティブな気持ちになるでしょう。

 

そこで、1ヶ月後や1週間後、1日ごとの目標を具体的に設定します。

 

どのような小さなことでも、目標を達成できたという成功体験を積むことでポジティブ思考に変化していきます。

 

ネガティブな人でもできる自己肯定感を高める方法や習慣とは?

 

まとめ

ネガティブ思考に陥るのは決して本人だけの問題ではなく、人間関係や環境などさまざまな要因が関係していることが多くあります。

 

そのため、自分自身を責める必要はなく、まずはありのままの自分を受け入れることが重要です。

 


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