自己肯定感が低い原因はプライドが高いから?親のせい?高める方法とは
自己肯定感が低いと自分自身を正当に評価できず、自信を持つことができなくなってしまうでしょう。
自己肯定感の低さは、様々な要因が影響しているとされます。
本記事では、自己肯定感が低い人の原因や特徴、プライドが高いといわれる理由、向いている仕事や上げる方法などについて掘り下げていきます。
Contents
自己肯定感が低い人の原因
自己肯定感が低い原因としては下記が挙げられます。
- ネガティブ志向
- 素直でない
- コンプレックスがある
- 他人と比較しがち
ネガティブ志向
何に対しても否定から入るようなネガティブ志向な人は自分自身に対してもマイナスな評価を下すことが多い傾向があります。
他人から批判や指摘を受けた際も、自己肯定感が低い人は自分自身を必要以上に責め、行動することをやめてしまいがちです。
反対に自己肯定感が高い人は、批判や指摘を前向きに捉えられるため成長につながりやすく、さらに自己肯定感が高まるという良いサイクルの中に身を置いているといえるでしょう。
素直でない
自己肯定感が低い人は、他人から良い評価を受けた時に、概して「そんなことはない」と否定しがちです。
もしくは表面上では笑顔で対応しても、心の中では「何か裏があるのではないか?」「どうせ社交辞令なんだろうな」などと考えてしまい、素直に受け入れられません。
その結果、せっかく他人からの評価は悪くないのに自己肯定感の向上につながらないという人は意外と多いものです。
コンプレックスやトラウマがある
自分自身の容姿や境遇などに何らかのコンプレックスを抱えている場合も、自己肯定感が低くなりやすいです。
過去にトラウマがある場合も同様です。
コンプレックスやトラウマを忘れるというのは一筋縄ではいかないので、その他の部分で補填する必用があるでしょう。
他人と比較しがち
特に多いのがSNSなどで成功者の投稿を目にして自分の境遇と比べてしまい、「自分は何をやっているんだろう…」となってしまうパターンです。
「上には上がいる」という言葉がある通り、どんな人でも、比べれば自分より良い境遇に置かれている人は無数に存在します。
しかし自己肯定感が高い人は「他人は他人、自分は自分」という考え方ができるので、わざわざ自分と他人を比較して落ち込むようなことは極めて少ないです。
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自己肯定感が低い人の特徴
自己肯定感が低い人の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
- 自分に自信がない
- 自分を否定的に評価する
- 失敗やミスを自分のせいだと責める
- 他人と比較して自分が劣っていると感じる
- 自分に対する期待が低く、自己実現を諦めている
- 批判や非難に敏感で、傷つきやすい
- 人の評価や承認を求める傾向がある
- 自分を省みることができず、自己否定的な思考に固執する
- 新しいことに挑戦することをためらう
自己肯定感が低い人は、これらの特徴が強く出る傾向があります。
しかし、自己肯定感を高めることで、これらの特徴を改善することができるとされています。
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自己肯定感が低い人はプライドが高い?
自己肯定感が低い人が、実はプライドが高いとされることがあります。
自己肯定感が低い人は自分に自信がなく自分を過小評価する一方で、他人からの批判や否定に過剰に反応してしまう傾向があります。
このような人は、自分にとって都合の悪いことを認めることができず、自分自身を正当化しようとする傾向があるため、プライドが高いと言われるのです。
また、自己肯定感が低い人は自分に対して厳しい傾向があるため、自分自身が達成したことに対して過剰に自責的になることがあります。
これは、深層心理としては自分が思っていたほど優秀でないということを認めたくないためであるとされています。
しかし、プライドが高い人は自分自身を過大評価することもあるため、本質的には自己肯定感が低いのに、そう見えないというケースも多いです。
自己肯定感が高まると、自分自身を客観的に評価できるようになり、プライドが高くなりすぎることも防げるでしょう。
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自己肯定感が低い人は親に影響されるか
自己肯定感が低い人は、親の影響を受けることがあるとされています。
例えば、親からの厳しい言葉や批判的な態度、過保護な育て方などが、子どもの自己肯定感を低下させる原因となることがあるのです。
また、親自身が自己肯定感が低い場合、それが子どもにも影響を与えることがあるとされています。
しかし、必ずしも親が原因であるわけではありません。
自己肯定感は個人差や環境によって異なるため、他にも様々な要因が影響している可能性があります。
自己肯定感を高めるためには、親が子どもに対して積極的に肯定的な言葉をかけたり、自己決定権を尊重するなどの育て方が有効とされています。
また、自己肯定感を高めるためには、自分自身での努力やアクションも必要となるでしょう。
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自己肯定感が低い人がめんどくさいといわれる理由
自己肯定感が低い人がめんどくさいと言われる理由は、いくつか考えられます。
まず、自己肯定感が低い人は、自分に対する不安や不満を抱えやすく、それを周りの人にぶつけてしまうことがあります。
また自分に対して厳しく、周りの人にも同じように厳しく接することがあるため、他人とのコミュニケーションがうまくいかないこともあるでしょう。
さらに、自己肯定感が低い人は自分自身がどう思われているかを気にしすぎる傾向があります。
そのため、他人からの批判や否定に対して敏感に反応してしまうことがあり、それが周りの人にとって迷惑となることがあります。
自己肯定感を高めるための方法を学び、自分自身を客観的に見ることができるようになれば、人間関係の改善も期待できるでしょう。
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自己肯定感を高めると恋愛や仕事は上手くいく?
自己肯定感が低い人の恋愛傾向は、以下のような特徴があります。
まず、自己肯定感が低い人は自分に自信がなく、相手に依存する傾向があります。
そのため、相手に対して過剰な期待を持ち、相手からの反応に敏感になってしまうことがあるのです。
また、自己肯定感が低い人は自分自身に対して否定的な考えを持ちやすく、相手にも同じような否定的な考えを抱いてしまうことがあります。
そのため相手に対して過剰に批判的になり、相手の言動に対して過剰に反応してしまうことがあります。
さらに、自己肯定感が低い人は自分自身を受け入れることができず、自分自身に嘘をついたり自分を偽ったりすることがあるでしょう。
そのため、相手との関係においても相手に対して自分を偽ってしまうことがあります。
そうなるとパートナーに対して偽りの自分を見せ続けれければならず、精神的に参ってしまうこともあるでしょう。
しかし、自己肯定感が低い人でも恋愛を楽しむことができます。
自分自身を受け入れ、自分自身に対する批判的な考えを改めることができれば、相手との関係もより良いものになることが期待できるでしょう。
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子供の自己肯定感を高める方法とは
子供の自己肯定感を高めるには、以下のような方法があります。
- 褒めること
- 自己決定権を尊重すること
- 失敗を受け入れること
- 手伝いを頼むこと
- 興味を持たせること
子供の自己肯定感を高める方法をそれぞれ解説しましょう。
褒めること
子供が何か良いことをした場合、褒めることが大切です。
ただし、褒めすぎると逆効果になる場合もあるので、ほどほどに褒めるようにしましょう。
子供が頑張ったことを具体的に褒めてあげるのがおすすめです。
自己決定権を尊重すること
子供に自己決定権を与えることが大切です。
例えば、選ぶものや遊ぶものを自分で決めさせたり、自分のやりたいことを自由にさせてあげましょう。
子供が決定したことが他人に迷惑をかけることであったり、倫理的に間違っていることである場合に初めて親が介入しましょう。
失敗を受け入れること
失敗をしたときに、子供を責めないようにしましょう。
失敗は誰にでもあることであり、それを受け入れることが大切です。また、失敗から学ぶことができるということを教えてあげましょう。
手伝いを頼むこと
子供に手伝いを頼むことで、自己肯定感を高めることができます。
手伝いを通じて、自分でできることが増え、自己肯定感が高まるからです。
興味を持たせること
子供に興味を持たせることも、自己肯定感を高めることができます。
例えば、子供が興味を持っていることについて、一緒に調べたり、取り組んだりすることが大切です。
これらの方法を取り入れることで、子供の自己肯定感を高めることができます。
関連記事:自己肯定感を高めるに効果的な8つの習慣や方法を紹介
まとめ
自己肯定感が低い人は、子供の頃の経験や親からの影響、失敗体験などから自分自身を否定する傾向があります。
しかし、自己肯定感を高めることで、自信を持って生きていくことができます。自己肯定感を高めるためには、自分の強みを見つけることや自分に対して優しく接することが大切です。
また、子供の自己肯定感を高めるためには、褒めることや肯定的な言葉をかけること、自己決定権を尊重することなどが有効です。
自己肯定感が高まると、人生においてさまざまな困難に立ち向かう力が身につき、幸福感や充実感を得ることができます。
監修者紹介
– アフリカンペイントアーティストSHOGEN(ショウゲン)-
タンザニアの小さな村で描かれるティンガティンガというペンキアートに心惹かれ、
日本での生活を捨て、なんの伝手もないまま単身アフリカへ・・・
現地で生活をしながらキャンバスだけなく、警察車両やホテル内の壁画に描くなど、
動物と子供を共存させた作風で独自の表現を追及する。
ティンガティンガ創始者Edward Saidi Tingatingaがおこなっていた“人々を幸せにする絵”への到達を目指す。
日本に制作の場を移した後は、キャンパスだけにとらわれない多方面での活躍を続けている。
生きる喜びを描くペンキ画家
アフリカンペイントアーティストSHOGEN(ショウゲン)オフィシャルサイト