Humming♪

食べられるお茶『ティート』で、五感を満たすひとときを

Written by
大浦 沙織(おおうら さおり)

 

 

食べられるお茶として人気の「ティート」。

 

お湯を注ぐと、まるで果実のデザートのように華やかな香りが広がります。

 

Humming公式セレクトECショップでも人気のこの「ティート」を手がける、「TEAtriCO(以下、ティートリコ)」の村田さんに、開発の裏側や商品に込めた想いを伺いました。

 

TEAtriCO(以下、ティートリコ)さんについてはこちら

 

美容師さんの想いから生まれた“食べられるお茶”

 

──まずは、ティートについて教えてください。

 

村田さん:ティートは、“食べられるフルーツティー”です。お茶の「Tea」と、食べるの「Eat」を組み合わせて名づけられました。

 

主な材料はドライフルーツとハーブ。カップに茶葉を入れてお湯を注ぎ、5分ほど待つとハイビスカスなどの鮮やかな色がゆっくりと広がり、見た目にも華やかなお茶ができあがります。

 

飲み終えたあとには、柔らかくなったドライフルーツをそのまま召し上がっていただけます。茶殻が出ないので環境にも優しく、最後のひと口まで楽しめるのがティートの魅力です。

 

──「お茶を食べる」という発想がユニークですよね。ティートが生まれた背景を教えてください。

 

村田さん:実はティートは、美容室のサービスティーとして誕生しました。美容室は、自分を整える時間を過ごす特別な場所ですよね。

 

だからこそ、新しいお店をオープンするときに、「施術の時間以外でもお客様に心地よく過ごしてもらいたい」とスタッフが考えたことが、ティート誕生のきっかけでした。

 

ですので、ティートリコというブランドが誕生したのは2014年ごろですが、ティート自体はその前から存在していました。

 

当時の本部は福島にありましたが、製造に適した環境を考えたとき、お茶の本場である静岡が良いだろうということで、静岡に製造部門を移し、そこからティートリコが始まりました。

 

── 美容師さんのお客様への想いから生まれたお茶なのですね。驚きです!

 

 

環境や生産者にも優しい取り組み「エコティートサイクル」

 

── 私もティートを愛飲しています。ティートなら面倒な茶葉の処理もないし、ゴミも出ないのが最高です。最近、ティートを飲むためにガラスのカップを買ったのですが、お湯を注ぐと、鮮やかな色が広がって、すごく幸せな気持ちになりました。

 

村田さん:ありがとうございます。香りも味も、見た目も自慢のお茶なので、いろんな方に楽しんでいただけたら嬉しいです。ちなみにどのフレーバーがお好きですか?

 

── 私は「とちあいか」と「ベリーミックス」を飲んでいます。

 

村田さん:どちらも人気のフレーバーです。「とちあいか」は市場に出せないフルーツを農家さんから買い取って製造しているプレミアムなティートです。

 

── ティートリコのWebサイトで拝見しました。「エコティートサイクル」という、環境に優しい取り組みをされているのですよね。

 

村田さん:エコティートサイクルは、環境への配慮はもちろんですが、何よりも“農家さんの力になりたい”という想いから生まれた仕組みなんです。

 

果物の中には、形が少し不揃いというだけで市場に出せないものがたくさんあります。どれも農家さんが手間ひまかけて育てた大切な果物なのに、出荷できなければ廃棄せざるを得ない。

 

そうした果物を買い取らせていただき、ティートという形でお客様に届けることで、少しでも生産者の力になれたらと思っています。

 

 

 

 

味・香り・彩りのバランス、そして自由な楽しみ方

 

──ティートを作る上で、特にこだわっていることを教えてください。

 

村田さん:こだわりは2つあります。

 

1つ目は「味・香り・彩りのバランス」です。

 

現在、ティートは14種類あります。その日の気分や好みに合わせて選べるように、甘いフレーバーや酸味の強いものなど、味の系統をバランスよく揃えることを意識しています。

 

2つ目は「自由に楽しめること」。

 

ティートは、お湯を注ぐだけで楽しめるお茶です。

 

紅茶のように英国式の入れ方が決まっていたり、緑茶のようにお湯の温度に気をつけないと渋みが出たり、細かなルールがないので、誰でも簡単に味わうことができます。

 

たとえば「今日は茶葉を多めにして濃いめにしてみようかな」とか、「スッキリしたいから少なめにしてみようかな」といったように、その日の気分で変えられます。パイナップルとピーチをブレンドしたり、ヨーグルトに混ぜたり、お菓子作りに使ったり……。アレンジの幅が広く、自由に楽しめるのもティートの魅力です。

 

 

 

 

 
 
 
 
 
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ギフトにも、自分へのご褒美にも

 

──ティートをご購入されるお客様には、どんな特徴がありますか?

 

村田さん:公式オンラインストアでは、20代から60代まで、幅広い世代の女性にご購入いただいています。女性への贈り物として男性の方が購入されることも多いですね。

 

── 私もティートはギフトにぴったりだと感じています。お友達の家に遊びに行くときなどに持っていけば、「何このお茶?」「可愛い〜」と話題になりそうですよね。自然と会話が弾みそうです。

 

 

コンセプトは「ひとときを思うひとしずく」

 

 

 

 

── ティートを手に取ってくださった方に、届けたい想いを教えてください。

 

村田さん:今の時代はモノや情報があふれているし、 みんな仕事や家のことで毎日忙しい。スマートフォンでSNSや動画を手軽に楽しめる一方で、ゆっくりと自分と向き合う時間を持つのが難しくなっている気がします。

 

お茶を淹れるひとときは、そんな忙しい日常の中で“少し立ち止まるきっかけ”になる時間です。特にティートは見た目も可愛く、お湯を注ぐと、ふわっと甘い香りが広がって、五感が満たされていく感覚を味わえます。

 

だからこそ、自分と向き合う時間を持つきっかけに、ティートがなれたら嬉しいです。

 

── HummingのセレクトECショップでは、「自分のいちばんの親友は、自分自身」というコンセプトを大切にしています。

 

ティートリコさんのお話を伺いながら、“自分を大切にする”という想いに深く共鳴しました。ティートを通じて、自分をいたわる時間を楽しむ人がひとりでも増えたら嬉しいですね。

 

 

村田さんおすすめのフレーバーは「ペア」と「ルビーオレンジ」。

2025年10月に新しく発売したフレーバーです。

 

 

🔗 Humming公式セレクトショップでも販売中
・ベリーミックス
・とちあいか
・ピーチ

 

音声で聴くならこちら

Spotify:
https://open.spotify.com/episode/5y6FyO50iGu3Jgn3QHC1fG?si=O3NN_yfoSv6C4m2P41kDLw

 

stand.fm:
https://stand.fm/episodes/690454cc1de4a9fd200ca746

ライター:プロフィール

1987年東京生まれ。

大学卒業後、損害保険会社の営業事務を6年間経験。

その後、夫の海外赴任に帯同するため退職し、1年間インド・ムンバイにて海外生活をおくる。

帰国後は、「おうちで働く」を一つの軸に、ベビーマッサージの先生、Webデザインの勉強、物販のお手伝い、ブログ運営、様々なことに挑戦しながら、最終的に「ライター」の仕事に巡り逢う。

興味のある分野は、人の働き方・生き方、マインドフルネス、教育。推しはBE:FIRST。プライベートでは2児の母。


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