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2022.07.28 農でマインドフルになる【イケてる八百屋「イケベジ」の農日誌 vol.2 】

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新潟県・佐渡島と兵庫県・淡路島を中心に自然栽培農家を営む「イケベジ」。今回はイケベジ発起人の一人、いもたろうさんが畑を営むことで体験したこと、学んだことをお届けします。


畑はわたしに還る場所

僕にとって畑は自分に還れる大切な機会を与えくれる場所だな~と感じます。なんせ畑はそこで生きるすべてのいのちがありのまま。例えば、人参の種はかぼちゃにはならないでしょうし、ジャガイモの種からは大根にはなりません。人参は“にんじん”らしく。ジャガイモは”じゃがいも”らしく、畑で生きるたくさんの命と共生しながら育まれています。そこに人が関わらせていただくことでそれぞれのお野菜が持つ本来の姿が引き出され、非常にエネルギッシュで豊かな味わいになります。

僕は人も同じように考えていくと、本当に多くのご縁を自然や人、社会からいただきながらわたしと世界が育み合ってきたからこそ、“今”この瞬間のわたしが在るのではないかと思います。自身だけでは育めないことに気がつくと目には見えないけれども、確かにあるつながりや巡りに自然と感謝の気持ちが湧いてくるんです。自然界はそれぞれ違う個性を持った生物たちが、ありのままで生命活動していて、互いを助け合い高め合いながら生きています。そんな豊かな循環のリズムのなかでずっと地球を育んでくれたおかげで今のわたしたちがあります。


人間のお仕事は“手入れ”

自分の畑というよりもお邪魔しているような感覚が強いんです。ただ、「置かれた場所で咲きなさい」という言葉があるように、本来植物は種が芽吹いてから種になるまでの一生をその場で過ごしますが、より良い環境を植物自体が選択したり“手入れ”することはできません。僕らが栽培活動を通して、やらせていただくことは生産物のみならず、その場で生きるすべてのいのちが“より”心地良く生きるために環境を整えること=手入れなのではないかと思います。例えば最初の畑の状態を観察しながら、微生物がより活性化しやすくするために籾殻を土の中に混ぜたり、耕すタイミングを慎重に見極めたりします。

そのなかでも苗を植える作業は植物にとって、最初で最後のお引越しで非常に繊細な行程の一つです。苗トレーからフォークを使いながら大切に一株ずつ取り出していきます。そして畝に等間隔で苗に合う大きさ、深さの穴をあけ、新たな根が地中に拡がるように少し苗をほぐしてから畑の土と馴染むように植えていきます。


土に触れる、いのちを育む

僕は土に触れる、いのちを育むことで循環の一部を担い、食を本来ある豊かなものへと還すことができると思います。それは同時にわたし自身に還るということにもつながってきます。まずは身近で出来るところから! いきなり畑を営まなくても、プランターでお気に入りのお野菜を育ててみるところから始められても良いと思います。都会にお住まいでお忙しい方は季節ごとにご縁のある農家さんのところへ足を運び、生きた土に触れる体験をすることもとっても素敵です。もちろん淡路島や佐渡島にあるイケベジも大歓迎です!  農や食を通じて心も体も豊かな暮らしを育んでいきましょう!


Profile
いもたろう
イケベジ発起人、育み人。淡路島で「農」を通じて多くの「いのち」に触れる体験から、人も同じようにありのままで生きていくことで豊かになれると思うようになる。2021年春、友人とともに人も自然も共に育む場「イケベジ」をスタート。大学での講演活動や「命の繋がり・巡り」をテーマにした「育ベジRetreat」などありのままで生きる世界を広める活動を続けている。実は料理好きで、マクロビを取り入れた「いも飯」はイケベジの人気コンテンツ。
https://ikevege.com/


PHOTO = いもたろう
TEXT = いもたろう

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