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2022.01.03 「冷蔵保存が必要な食材は意外に少ない!?」ドミニック・ローホーさん、教えて!

エシカル情報この本を読みたい!

フランス人著述家 ドミニック・ローホーさんの最新著書『少ないもので料理する シンプルな台所で、ミニマム・クッキング』が話題です。“料理する”ことを日常の習慣にするための意識改革、そしてエシカルライフに役立つヒントも満載。コンテンツのなかから、気になるトピックスをシェアします。

ドミニク・ローホー


食品の賢い保存方法を知っておく

料理することを習慣にするならば「食品の正しい保存法を習得することは必要不可欠」と、ローホーさんは書いています。正しい保存法で、何がどこに保存してあるかを把握することは、時短であり、そして経済的。食材がキレイに保存できていれば、料理したい気持ちも上がります。

最新著書には、長期保存できる乾物のおすすめリスト、チーズやバターの保存法、フルーツの熟成を遅らせるには?なんて、覚えておきたい豆知識もたくさん。


何でもかんでも冷蔵庫に入れない

私たちはついつい何でも冷蔵庫にしまいがち。・・・ですが、ローホーさんは「冷蔵保存が必要な食材は意外と少ない」といいます。


冷蔵庫に入れなくても済む野菜

生ものだからといってすべて一緒にして同じ場所で保存する必要はないのです。冷蔵保存しなくてはいけないものとそうでないもの、明るい場所で保存したほうが良いものもあれば、冷暗所を必要とするものもあります。
じゃが芋、赤ビーツ、大根、人参、セロリ、玉ねぎなどは涼しく乾燥した日陰で保存します。戸棚の下段にカゴに入れて保存するとよいでしょう。エシャロット、ニンニク、レモンは小さな竹カゴのような容器に入れて吊るすと風通し良く長期保存できます。一つ気を付けたいのが、じゃが芋と玉ねぎを一緒に保存しないことです。両方の野菜が接触することで傷みが促進されるからです。傷み易いトマトや、メロン、カボチャ、フルーツ等は一般的に本来の風味を失わせる冷蔵保存を嫌います(カットされた状態でのみ冷蔵保存。カットすると中身を保護する皮がなくなるからです) 。
従って、一般論としては野菜はカットする前に冷蔵保存しないで、食べる直前に切るようにすると良いと思います。セロリと人参スティックは早めにカットして冷蔵しておいたほうが便利と思いがちですが、早々とカットしてしまうと野菜の水分が失われます。時間がない時は、野菜の乾燥を防ぐために、カットした野菜を水で湿らせた布で包み、密封容器に入れて冷蔵庫で冷やしましょう。


冷蔵保存が必要な食材は意外に少ない

冷蔵庫で保存する必要のある食材は意外と少ないものです。食品店を覗いてみるとよく分かります。卵でさえも冷蔵されていません。
確かにスーパーマーケットの中は常に空気調節されています。特に真夏になると、家の中の気温は上がるかもしれません。それでも冷蔵庫に居場所を確保する食品は実は数点に限られているのです。乳製品、傷み易い野菜、肉、魚、前日のおかずの残り等。蓋付の強化ガラス製容器(パイレックス等)に入れて冷蔵庫に保存すると大変便利です。
透明のガラス製なのでそのままテーブルに出すことも、一人用グラタン皿としてオーブンで焼くこともできます。ここでも様々な用途に使えるものを揃えましょう。フルーツジュースの空き瓶には水道水を入れて冷蔵庫のドアポケットで冷やしておくといいでしょう。前日のスープやミートソースの残りなども小さな強化ガラス製の容器に入れて保存すると、そのまま蒸し器で温め直すことができます。
レタス、ノヂシャ、タンポポなどの葉物野菜に関しては、水で洗い、水気を残したまま大きいフキンに包み、冷蔵庫の下の段に入れて保存します。人参、大根といった根をどうしても冷蔵庫で保存したいのであれば、葉の部分をカットしてから冷やしましょう。野菜の葉の部分が水を一番吸収するので、それをカットすることで野菜の乾燥を防ぐことができます。


そもそも商店街の八百屋さんで売られている野菜たちは、みんな冷蔵状態ではありません。そう思うと、冷蔵庫にいれるべきものは、圧倒的に減らすことができそうです。「冷蔵庫は私たちの悪い食習慣、無駄遣い、暴飲暴食、料理しないで済まそうとする怠惰な気持ちなどをギュっと凝縮させたものかもしれません」というローホーさんに言葉、買い物をする際にも思い出したいですね。
他にも役立つ情報が詰まった最新著書、ぜひ手に取ってじっくりと読み込んでみましょう。

ドミニク・ローホー

『少ないもので料理する シンプルな台所で、ミニマム・クッキング』
ドミニック・ローホー 著 原秋子 訳/幻冬舎

パンデミックの影響でおうち時間が増え、必然的に料理する機会も増えました。でも「料理は面倒」と考えている方も多くいることと思います。代表作でもあるベストセラー『シンプルに生きる』を自ら実践する著述家 ドミニク・ローホーさんの新刊は、料理に対するそんな思い込みを払拭してくれる気付きとアイデアが満載。

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Profile
ドミニック・ローホー(Dominique Loreau)
フランス生まれのフランス育ち。パリ大学、ソルボンヌにおいてアメリカ文学の修士号を取得。イギリスのソールズベリーグラマースクールにおいて1年間フランス語教師として勤務した後、アメリカのミズーリ州立大学、日本の佛教大学でも教鞭を執る。ニューヨークでは“イメージコンサルティング”法を学び、幾つものセミナーに参加しながら集中的にヨーガを習得。日本在住歴は30年以上。その間、飛騨雅子と萩原朝美に師事し、10年にわたり“墨絵”を学ぶ。さらに名古屋にある愛知尼僧堂と呼ばれる禅寺に6週間籠り、曹洞禅をも学ぶ。アメリカ合衆国、カナダ、南米、アジア(中国、台湾、香港、韓国、タイ、ベトナム・・・これは中国茶の知識を深めるため)、ヨーロッパと広く旅し、特定の宗教団体や、哲学または文化的なグループには属せずに、自分自身の内面に在る様々な観点に基づく意見を尊重し、それを受容することを信条としている。彼女がもっとも大切にしている価値観は自由、美、そして調和である。著書はフランス国内をはじめ、ヨーロッパ各国でベストセラーとなり、『シンプルに生きる』は日本でも話題となっている。他に『シンプルを極める』『部屋とこころのシンプルな掃除』や画家サンドラ・カベズエロ・ベルトッジとの共作である、イラスト版「シンプルに生きる」シリーズなどがある


PHOTO = 植一浩
TEXT = Humming編集部

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