Humming♪

アヴェダのヘアケアで、夏の終わりに髪を老けさせない!

肌や体に良いもの、使い心地が良いもの、気分が上がるもの・・・コスメや美容ツールを上手に取り入れて、Hummingな毎日を送りたい。美容ライター 荒木奈々さんがおすすめをご紹介します。


頭皮ケア&補強ケアがポイント。髪の雰囲気チェンジ計画

「どうしてこんなに髪がパサパサでゴワゴワになっちゃたの?」と母親にいわれてハッとしたことがあります。もともとクセ毛なものの、そういえば髪にもっと艶があったし、サラサラだったはず・・・。年齢を語るパーツといえば、手元や首。いえいえ、髪だって顕著だと思うのです。自分では後ろ髪が見えないので、そうやって指摘され、ようやく気合いを入れてお手入れするように。また、髪は夏の間に年を取るといいますから、今からがヘアケアの強化シーズン。年齢は関係なく、健やかな髪をキープするには夏のヘアケアが重要です。まずはAVEDAのアイテムでお手入れの仕切り直しを!


My select 01:頭皮ケアにパドル ブラシは必携

パドル ブラシ ¥4,070/アヴェダ

適当に乾かしてオイルをつければさまになる感じのヘアスタイルを続けていたので、ブラッシングをする機会が極端に減っていたのです。でも髪の専門家にヒアリングするたびに「ブラッシングが大切である」と諭されるし、そういえば艶ありグレーヘアの祖母はいつもブラッシングしていたことを思い出して、これはやらなきゃ!と最初に手にしたのが、アヴェダの「パドル ブラシ」。ここでブラッシングの心地よさにはまり、今ではさまざまな種類のブラシをコレクション(笑)。

ブラッシングは髪をとかす、からまりをほぐすだけじゃない! いろいろな効能を教えてくれたのがこの「パドル ブラシ」です。広い面が特徴で、頭皮に心地いい刺激を与えてくれるスカルプケアブラシのロングセラー。こだわりのひとつが弾力性で、頭皮に押し付けるとプシューと穴から空気が抜け、ポンポンとたたいたり、グリグリしたりする際、気持ちいいマッサージができるのです。ブランドおすすめのブラッシングによるスカルプケアは、縦、横、全体の面を使っての5ステップ。お手入れ後は頭皮のつまりがほぐれるようで血行が良くなり、すっきりします。

肌はマッサージしすぎると負担になってだめ、筋肉に沿ってなどいろいろな制約ごとがありますが、頭皮はそこまでナイーブではないそうで、マッサージをして血行を促進することが、健やかな髪を育むために重要なんだとか。美容機器のヘッドスパも気持ちいいですが、ブラシによるスカルプケアはいつでもどこでもできて便利です。私は頭頂部にあるツボ、百会(ひゃくえ)あたりが疲れるとガチガチに固くなるで、イタ気持ちいいくらいの圧をかけるようにして念入りにほぐしています。ネトフリを見ながらも、ブラシでグリグリ。

もちろん「パドル ブラシ」は通常のブラシとしても優秀。ピンの並びは縦一列、横は互い違いに配列されているので、もつれやからまりを無理なくほどくことができます。適度にテンションがかかるように計算された長い柄は、ストレートブローを叶えるための策。1本持っておくと本当に便利です。髪のほこりや汚れをスムーズに落とすために、シャンプー前もこちらでブラッシングを。


My select 02:細毛・抜け毛悩みには専用のエッセンス

インヴァディ アドバンス ヘア&スカルプ エッセンス 150ml ¥9,020/アヴェダ

髪は1日平均100本ほど抜けるといわれます。でも洗髪後にごそっと抜けたりすると、なんだか不安になりますよね。アヴェダ調べによると薄毛は世界共通のお悩みだそうで、日本でも30代の5人に1人が薄毛・抜け毛のトラブルを抱えている(5NBBAサロンユーザー調査2016年度版)そうですが、時を経てそのお悩み人口は拡大しているのでは? そもそも男女ともに20歳後半から髪は細くなり、女性はホルモンの分泌が減る40歳前後から、髪の本数が少なくなるとも。またダイエットなどによる血行不良や栄養不足、日々のストレスも髪の生成と成長を妨げる要因なので、大人特有の悩みというわけでもなく・・・。

アヴェダの不動のアイテムが、インヴァディ アドバンスシリーズの「ヘア&スカルプ エッセンス」。この製品の人気の背景には、「髪が抜けやすい」「髪が細くなった」「艶がない」「前髪が少なくなった」「ボリューム不足」「分け目が目立つようになった」などの声が多いことが伺えます。

インヴァディ アドバンスシリーズは、ジンセンやオーガニック ターメリックからなるアーユルヴェーダ由来の薬草ブレンド、頭皮コンディショニング成分複合体に加え、クレアチン、アデノシンリン酸、米国特許取得の独自成分カルニチンを配合。さらに「ヘア&スカルプ エッセンス」には、ストレス因子から髪を守るタンジェリンピール(マンダリンオレンジ果皮エキス)など10種の成分が追加されています。

1日1回、濡れた髪、乾いた髪、どちらにも使うことができ、頭皮と髪の根元に約16プッシュをひたひたにスプレーし、指の腹で揉み込むようにマッサージしながら塗布します。もちろん「パドル ブラシ」を使ってのマッサージでもOK。ミント×ローズマリーのフレッシュなアロマや、頭皮が活性化されるようなジンジンとする感覚もクセになるはず。

頭皮の理想の柔らかさは桃程度とよくいわれますけど、スカルプエッセンス+マッサージによって、巡りが良くなると硬さはしだいに変わってきます。ちなみに頭頂部にトラブルが多いのは体の中でも末端のため、血液からの栄養も届きにくいとか、重力によって髪が引っ張られるとかいろいろ要因があるもよう。

エッセンスを使い続けることで頭皮の状態を健やかに、次にはえる髪のハリ・ボリュームアップが期待できそうです。頭皮マッサージを習慣にすると、顔もシャープに一石二鳥!


My select 03:刺激を感じやすい日はロングセラーの定番シャンプー

シャンピュア ナーチュアリング シャンプー 250ml ¥2,420/アヴェダ

今でこそプロフェッショナルなシャンプーが百貨店やオンラインで手に入るようになりましたが、それ以前のシャンプーは家族で使うトイレタリー品。ですから世界中のヘアサロンやスパのプロフェッショナルに信頼されているブランド、アヴェダが手軽に購入できるようになったのは画期的だったに違いなく・・・。私の初めてアヴェダはこのシャンピュアのシャンプーでした。

紫外線を浴びすぎたり、ストレスを感じていたり、寝不足だったりが原因!? 同じカラーリング剤を使っているのに、しみる日とまったくしみない日があります。肌同様、頭皮も日によって調子が変わると思うのですが、デリケートな地肌の日は、アヴェダのロングセラー、シャンピュアのシャンプーに帰ります。アヴェダには500種類以上の製品がありますが、シャンピュアシリーズは、オーガニック ラベンダーやオーガニック イランイランなど25種類の花と植物のエッセンスを使用したアロマがとても華やかで、30年間愛されてきたブランドのザ・名品。

そういえばシャンプーでは髪の汚れを落とすだけでなく、地肌をしっかり洗うことが大事といわれます。しかも芳醇な香りに包まれるシャンプーだと、毎日の当たり前のケアも格別に丁寧になります。

そのシャンピュアのシャンプーですが、3年前に刷新。自然界由来成分を95%以上&シリコンフリー処方となっています。

1978年アメリカで誕生したヘアケアブランド、アヴェダは当初よりヴィーガンマインドが根付いていましたが、使用している900種類以上の成分すべての見直しに着手。そして3年をかけて、昨年スキンケアからヘアケアまでの全商品が100%ヴィーガン処方となりました。「製品づくりから社会還元まですべての活動を通して、命あふれるわたしたちの地球を大切に守り続けること」がアヴェダのミッション。1989年に気候変動や水不足など持続可能性を脅かす問題に関する企業の取り組みを推進する非営利団体(アヴェダ資料より)のセリーズ原則に賛同し、署名した初の民間企業でもあります。その後も独自のサステナ基準をいくつも立ててきましたが、100%風力発電で製品を製造するなど、化粧品会社として初めての取り組みがアヴェダにはいくつもあります。


My select 04:ダメージヘアにはマスク。生まれ変わったかのような艶髪に

ボタニカル リペア インテンシブ マスク ライト 150ml ¥5,280/アヴェダ

元来細く、乾燥ぎみ。枝毛ができやすく、ダメージを抱えやすいことはわかっています。でもやめられない、やめたくないカラーリング。しかも昨年はブリーチもしたので、夏の間は紫外線による退色も気になります。もちろんダメージケア向けのトリートメントは数本常備。その1本がアヴェダのダメージケアシリーズ、ボタニカルリペアの「インテンシブ マスク ライト」です。

100%ヴィーガンということは、ミツロウ、ハチミツ、絹、ケラチン、グリセリン、植物性ではないスクワレン、ラノリン、コラーゲン、カルミンなどを排除。それってとても企業努力のいること。それでいて高機能なアヴェダのボタニカル リペアは、6年以上のボタニカル成分研究のもと、ヴィーガンで98%自然界由来成分が採用されています。髪は一度ダメージを受けるとそのままのびていくことになりますが、このマスクはその場の補修だけでなく、今後のための補強ケアのアプローチも。

髪の内部のコルテックス、表面のキューティクル、さらに保護膜のような働きを持つFレイヤーの3層に着目し、低分子の植物由来成分「ボタニカル ボンド テクノロジー」によって、髪の奥に成分を届け、内と外から補強・補修。トリートメント・マスクと多数用意されていますが、ライトの軽い、シルクのような仕上がりが好み。1回の使用で、艶のある髪に導いてくれます。カラーセーフ処方で、髪の色褪せも防止。


UVヘアケアも必須になる時期ではありますが、実は髪や頭皮が潤いで満たされていると、それだけで紫外線ダメージを寄せつけないことにもなるそうですよ。ですからまずは健やかな状態に導くことが、夏の髪に年を取らせない基本。覚えておいて。


アヴェダ
www.aveda.jp


TEXT = 荒木奈々

関連記事