Humming♪

自分時間を大切にする沖縄旅。自然に癒され元気になれるホテルステイ!

日々のオーバーワークで、気付かないうちに疲れがたまっていませんか? 体の疲労は心にも影響が出てしまいます。ストレスから解放され、自分を癒すなら、やはり旅が最適。ウェルビーイングなホテルステイでゆったりとした時間を過ごすのが、今みんなが求めている旅のスタイルです。


そこで過ごすだけで癒される。そんなホテルへ

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夏、そして秋と、旅が楽しいシーズンが続きます。移動距離は短く、でも非日常感を存分に味わいたいーーという理由もあって、今まで以上に注目度が高まっている旅先が沖縄。今回、Hummingがピックアップしたのは沖縄本島、やんばるの入り口にグランドオープンした「オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ」。

限られた時間のなか、あれこれ欲張りすぎずにホテルステイをメインに楽しむーーそんなリトリートな旅にぴったりです。


癒されポイント1:ぬちぐすいな沖縄フードで元気になる

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沖縄に「ぬちぐすい」という言葉があります。「ぬち」は「命」、「ぐすい」は「薬」の意。美味しいものを食べると元気になれるのも、命の薬であるぬちぐすいなごちそうのおかげです。旅先では郷土色を感じるごはんをいただくことは、大きな楽しみ。地産地消はぬちぐすいなごちそう条件のトップかもしれませんね。

その地域で採れた新鮮なものを、新鮮なうちに美味しくいただいてパワーチャージできるだけでなく、それは地元の生産者を応援することにもつながります。そしてそこには、輸送にかかる燃料や二酸化炭素の排出量を削減できるという背景も。

地産地消の食材をいただくことは、観光客にとって、取り組みやすく多幸感を覚えるエシカル消費でもありますね。

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レストラン名の「QWACHI(クワッチー)」は、沖縄の方言で「ごちそう」の意。

オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパのレストラン「QWACHI(クワッチー)」では、朝ごはんから地元食材をふんだんに使用した沖縄料理のオンパレード。

今や沖縄のソウルフードとして人気のポークたまごおにぎり、沖縄では給食でも出されるというタコライスまで! 他にも、沖縄そばの麺を使用したうちなー焼きそば、ゆし豆腐など、クワッチーなものばかりです。

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夜ごはんにも沖縄産の食材を使用した多くの料理が並びます。ゴーヤの漬物やサラダの具、ドレッシングに至るまで、沖縄の野菜やフルーツが使用されています。

なかでも毎週金曜日の朝に開催される「やんばる朝市」で購入した野菜を使った料理は大好評。やんばる朝市は、女性農業者が農業推進のため設立した「やんばる朝市かあちゃんの会」と、地元ホテルのシェフが中心となっている「やんばる料理研究会」がタッグを組んで行っている、ホテルや飲食店向けの朝市です。

10年以上前から始まっているこのエシカルな活動、無理しない範囲で行っていることが持続可能な取り組みにつながっていることにも素晴らしさを感じます。

名護市内の小さな公民館で行われる週に一度の朝市で、顔の見える作り手から旬の新鮮野菜を買い付け、QWACHIの地元色あふれる料理が生み出されているのです。その料理が出来た背景に思いを馳せながらいただくと、あらたなスパイスが加わり、より深い味わいを感じられます。


癒されポイント2:海を眺めているだけの贅沢時間

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こちらはクラブツインの部屋。落ち着いたインテリアは、クラシカルで大人な薫り。

非日常の極上体験ができるホテルステイ。どんな部屋で寛ぐのかーープライベート空間となる部屋選びは、ホテルステイのなかでも重要なエレメントです。

オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパの部屋は、ルームカテゴリーを問わず、どの部屋も44㎡以上の広さがあります。しかも、すべての部屋が東シナ海をのぞむオーシャンビュー。そしてその景観を堪能できるように、海や自然を独り占めできる最高のテラスが用意されています。

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部屋の先端に張り出したクリスタルテラスは、天井から床まで窓が大きく取られ、とても明るくて開放的。テラスの座り心地のいいソファに寝そべって、目の前に広がる紺碧の海や、やんばるの森から地続きの豊かな緑をただただ眺めているだけでも、気分が軽やかになってリフレッシュできます。

時間とともに色合いを変えていく海や空の移ろいは、ずっと眺めていても見飽きることがありません。美しい景色を味わえるこのテラスで、読書したり、コーヒーブレイクしたり、うたた寝したり。予定を詰め込まない、のんびり過ごす時間が何よりも贅沢なのです。


癒されポイント3:水と戯れ、スパを最大限に楽しむ

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短時間ではもったいない、時間をかけてゆつくりと楽しみたい気持ちのいいスパエリア。

心と体に癒しをもたらし、リラックス効果をアップしてくれるスパ。このホテルのスパエリアには、ジェットバスをはじめとした5つのバスに加え、ドライサウナも完備されています。

ジェットバスでほどよく強めの水圧で筋肉を解きほぐし、バイブラバスの気泡で体を包み込んでマッサージ効果を堪能、さらにアロマバスにてやさしいアロマオイルの香りに癒されてしまいましょう。さらに、アウトドアバスで爽やかな風と青空の開放感に浸り、ドライサウナ後にクールバスへ直行してととのい体験も! たゆたう水と一体となり、体と心が元気を取り戻していくことを実感できます。


癒されポイント4:体を動かしながら、自然との一体感を

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ホテル自慢のガーデンプールは、全長170mという圧巻のスケール。沖縄県内最大級の広さを誇ります。太陽の光を浴びたら、プールで泳いでクーリング。ここから眺めるサンセットも格別です。リゾートならではの醍醐味を存分に味わいましょう。

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プールがにぎわう前の朝のひとときに、プールサイドでNY発祥のハンモックヨガ体験を。アウトドアで行うヨガは、開放感にあふれ、気持ちのいい気分転換に。肌を撫でる清々しい風を感じ、波の音を聞きながら、ゆっくりと体を伸ばし、動かしていきます。この心地よさは、クセになりそう!


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充実したアクティビティのなかでも、特におすすめなのがこちら。ホテルエントランスを出てか10分も歩かずたどり着いた、亜熱帯植物が生い茂る水辺。ここでビッグサップ体験ができるのです。サップを漕ぎながら進み、やんばるのパワーをダイレクトに感じられるスペシャルなアクティビティです。

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幹にある模様が小判のように見え、触るとお金持ちになるといわれるシダのヒカゲヘゴや、高木のイタジイなど、やんばるの森に息づく植物からもエネルギーをもらえるはず。


癒されポイント5:エシカルなおもてなしに触れる

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ロビーラウンジでみかける赤茶色のざらっとした質感の素朴な陶器は、地元の陶芸家の作品。各客室にも同じ作家のプレートが置かれています。その土地ならではのアイテムに触れ、鑑賞できるのもうれしい限り。

独特の風合いを持つこちらの作品は、沖縄の土に豚の血を混ぜて焼かれているそう。土に還る素材だけ使用した、サステナブルな陶器なのです。


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客室内で目にしたコーヒーカップが置いてある木のトレー。こちらは、やんばるの木からつくられたもの。


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ホテルのロビーエリアに特設されたアメニティスベース「Arin Krin(アリンクリン)」。部屋に用意されたアメニティ以外に、ゲストが必要なものを自由にピックアップできます。沖縄石鹸は、それぞれが使う分だけ削って部屋で使うという仕組み。ゲストのスタイルと好みを考えた選択肢の広さと、無駄を減らすためのエシカルな試みが両立しています。

さりげなくエシカルな活動に取り組んでいる様子に気付くと、このホテルを選んで正解!と誇らしい気持ちに。長く自然と人が共存して暮らしてきたやんばる地域にあるからこそ、エシカルな、そしてサステナブルな取り組みにも積極的なのでしょう。


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数日のステイでも、やんばるの自然に触れて自分を癒し、リトリートできるオリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ。ゆったりと過ごす時間のなかで、本来の自分を取り戻す旅に出かけてみませんか。


オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ
沖縄県名護市喜瀬1490-1
https://www.okinawa.oriental-hotels.com/


TEXT = Yuki Yonei

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