【ボディカウントは本当に重要?】“何人と寝たか”より大切なもの──性・価値観・ダブルスタンダードを徹底解説

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ボディカウントは重要なのか?いまこそ終わらせたい「人数論争」
「何人と寝たか」で人を判断する——そんな瞬間に、胸の奥がチクッと痛んだことはありませんか?
自分のことを正直に話したのに、相手の表情が変わった。
楽しかった会話が、急に気まずくなった。
「しまった、言わなきゃよかった」と後悔が押し寄せる。
“人数で価値は決まらない——あなたが歩んできた経験には、もっと深い意味がある。この記事では、その視点を取り戻していく。”
それなのに、逆に相手の過去は“武勇伝”みたいに語られる。
気づけば、性の経験にまつわる数字は、 いつだって女性にだけ重くのしかかる——そんな不公平さを感じたことはないでしょうか。
でも、本当は誰の過去も数字なんかで語れるはずがありません。
そこには、勇気や喜びや後悔や、孤独や解放や好奇心……
人それぞれの“ストーリー”が確かに存在しています。
人数で価値は決まらない。
あなたが歩んできた道のりには、もっと深い意味がある。
そのことを、この記事で一緒に取り戻していきましょう。
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ボディカウントが気にされる理由:科学・心理学的な背景
1. 健康リスクへの不安(STIに関する誤解)
スウォンジー大学の進化心理学者 Andrew Thomas博士によると、 性行為をした相手の数が多いほど性感染症リスクが上がるという一般的な認識があるため、 ボディカウントを気にする人が一定数いるといいます。
ただし博士はこうも指摘しています:
「性行為をした人数が少なくてもSTIに感染することはあり、人数が多い人でも安全なセックスを徹底している場合もある」
人数=リスクではないという点が重要です。
2. 浮気の可能性を読み取ろうとする心理
博士の研究によると、 性的パートナーが多い人は「カジュアルセックスへの欲求が高い」と見られやすい傾向があります。
そのため、長期的な関係を求める人は「この人は本当にまじめな関係を求めているのか?」 と不安になることがあるのだとか。
ただしこれは“傾向”に過ぎません。
誰もが当てはまるわけではありません。

3. 社会的な性道徳とダブルスタンダード
性教育の不足、SNSでの言論制限、宗教的・文化的な価値観、そしてインフルエンサーの影響もあり、「性は少ないほうが“価値がある”」という偏見が根強く残っています。
特に女性やマイノリティほど、その影響を強く受けやすいといわれています。
ボディカウントのダブルスタンダード:女性のほうが厳しくジャッジされる現実
多くの女性の声から見えてきたのは、 “男性のほうが人数に寛容と言われながら、実際は女性がより批判されやすい” という矛盾。
例:
- 男性は100人以上と寝ていても「経験豊富」
- 女性は5人で「多い」扱い
- 男性が自分より人数が多い女性に引け目を感じて攻撃的になる
- 男性側の未熟さ・不安から人数を気にするケースが多い
女性の多くは 「人数を気にする男性ほど自分に自信がない」 と感じていることがわかります。
経験が多い=悪い?実は“人数”は能力を示さない
性教育者Ruby Rareはこう断言します:
「経験が多いことがマイナスになる分野なんて他にない」
大切なのは人数ではなく…
- 自分の欲求を理解しているか
- コミュニケーションができるか
- お互いを尊重した関係が築けるか
経験が多い=浮気性
経験が少ない=誠実
といった図式は根拠がありません。

男性側の本音:低いボディカウントに不安を感じる男もいる
一部の男性は「低い人数」のほうに不安を感じると語ります。
- 経験が少ないと“後から遊びたくなるのでは?”
- 性的相性より“今後の不満”を心配する
- 過去の経験数より「良い経験かどうか」を気にする男性も多い
つまり、 男女ともに“人数”ではなく“質”を重視している人が増えている
ということです。
ボディカウントより大切なのは「快感・尊重・つながり」
性教育者のRare氏はこう言います:
「人数に執着することは、あなた自身の性の自由を狭めるだけ」
もっと集中すべきことは:
- どれだけ自分を大切にできたか
- 快感や安心を感じられたか
- 健康的な境界線を築けたか
- 相手とのコミュニケーション
- 自分らしい性のスタイル
“何人と寝たか”では、何も測れません。
まとめ:ボディカウントは重要ではない。大切なのは「あなたがどう感じてきたか」
ボディカウント——この小さな数字に、私たちはどれだけの意味を背負わせてきたのでしょうか。でも本当は、数字が教えてくれることなんてほとんどありません。
大切なのは「何人か」ではなく、 その時どう感じたのか、どんなつながりを求めていたのか、そしてこれからどう生きたいのか。
私たちひとりひとりの性の歴史には、 喜びも、迷いも、痛みも、学びも、すべてが詰まっています。それは数字では測れない、かけがえのない人生の一部です。
だからもし、誰かが“何人と寝たか”という尺度であなたを評価しようとしたら、その人こそ、あなたの物語を受け止められない相手なのだと思ってください。
これから先、あなたが大切にすべきなのは—— リスペクト・安心感・快感・誠実さ・つながり。
数字ではなく、あなたの心と身体がどう感じるか。 その感覚こそが、あなたの価値を決めるいちばん確かなものです。