性生活の改善ヒント:セックスで「自分が本当に楽しめること」を見つける方法
満足のいく性生活を楽しむための第一歩は、「自分が何を心地よいと感じるのか」を知ることです。相手も手がかりがなければ、あなたを満足させるのは難しいもの。とはいえ、多くの人が「自分は何が好きなのか、どうされたいのか」がわからないまま過ごしています。その背景には、文化的なタブーや“性にまつわる恥ずかしさ”が関係していることもあります。
では、自分の「好き」をどうやって見つけていけばいいのでしょう?
ここでは、性生活の改善のヒントとして、自分の快感をもっと深く理解するためのアイデアと、自分に問いかけてみたい質問をご紹介します。
おすすめ記事 ▶ 性欲を抑えるにはどうすればいい?具体的な方法とデメリットについても
Contents
ベッドルームで「自分の好き」を見つける実践的なヒント
1. エロティカ(官能的な作品)を読む・観る
「エロティカ」とは、性的に明示的な文学作品や芸術作品のことです。これは、性的な興味を一人で、またはパートナーと一緒に探求するのに役立つツールになります。エロティカには、小説、短編、音声作品、イラストなどさまざまな形式があります。エロティカを探索し、自分がどのような内容に興奮するのかを知ることで、セックスにおいて何を楽しめるかを把握しやすくなります。
2. 自分の体を探求し、マスターベーションをする
パートナーと試す前に、まずは自分自身の体を意識的に触れて探求してみましょう。それは、性器だけでなく、全身を含めた試みであるべきです。例えば、優しいタッチと強めのタッチを試してみたり、自分が「好きなはず」と思い込んでいることを一度手放して、自由に探求してみたりすることが大切です。また、マスターベーションの方法を変えてみるのも良いでしょう。たとえば、狭い範囲への刺激と広い範囲への刺激を試したり、セックストイを使用したり、座った状態と横になった状態を比べたりすることで、新しい発見があるかもしれません。
3. 信頼できるパートナーと実験する
パートナーとのセックスで何を楽しめるかを知る最善の方法は、実際に試してみることです。ただし、自分の好奇心や不安、迷いについて話し合える信頼できるパートナーを選ぶことが重要です。この話題を持ち出す際は、相手が落ち着いて話せる状態であるかを考慮し、考える時間を与えましょう。もし試すことに合意したら、明確な期待値を設定し、「セーフワード(中止の合図)」を決めておくのも良いでしょう。実験が終わった後は、時間をおいて振り返り、また試したいかどうかを話し合いましょう。
ぜひ自分に問いかけてほしいクエスチョン
セックスに対する自分の感情を理解することは、欲求を明確にするのに役立ちます。以下の質問を自問してみることで、自分が求めるものをより深く理解できるかもしれません。
- 自分の体のどの部分に触れられると特に気持ちいいか?
- パートナーに触れられたくない部分はあるか?
- セックストイや小道具をセックスに取り入れることに対してどう感じるか?
- 自分の性的トラウマについて考慮すべき点はあるか?
- 「ダーティートーク(卑猥な言葉)」は好きか?
- 主導権を握りたいか、それともリードされるのが好きか?
- 受ける刺激と与える刺激、どちらをより求めているか?
- セックスを通じてどのような感情を味わいたいか?(愛されていると感じたい、セクシーに感じたい、力強さを感じたい、支配されたいなど)
- どのような性器への刺激が好みか?
- 挿入を望むか?
- セックスの後にどんなケア(アフターケア)があると心地よいか?
まとめ
性生活の改善ヒントのひとつは、「自分がベッドで何を楽しめるのか」を知ること。自己探求や振り返りを通して、自分に合った方法を見つけてみましょう。
性的なトラウマや恥の意識が「自分の好みがわからない」ことにつながっている場合もあります。焦らず、少しずつ自分を知っていくプロセスを大切にしてくださいね。
