Humming♪

家計管理が劇的にラクになる「ディスクリナリーファンド」という考え方

 

 

“予算の中にもう一つの予算”をつくるだけで、暮らしが安定する

 

家計簿をつけることは、どんな金銭的目標にとっても大切な第一歩です。
でも実は、この“最初の一歩”こそが一番難しいもの。
理由はシンプルで、人生には予測できない支出が山ほどあるからです。

 

結婚祝い、医療費、急な出費…
1つひとつは小さくても、何度も繰り返しやってきます。

 

私自身、細かすぎる予算に苦しみ、逆にざっくりしすぎてお金が足りなくなってしまった時期もありました。
その中でたどり着いたのが、
ディスクリナリーファンド(自由枠)という解決法です。

 

 

おすすめ記事 ▶ お金との健全な関係を築くために:自分に合った予算管理を見つけよう

 

 

ディスクリナリーファンドとは?

 

毎月の支出を組み立てたあとに設ける、“予測できない支出”専用のお金

 

いわば、
✔ バッファー
✔ 心の余裕
✔ 生活の安全装置

 

として機能してくれます。

 

カバーできるものは幅広く、
・車の修理
・薬の値上げ
・本や化粧品
・学校の教材
・突然必要になったプレゼント
・季節ごとの買い足し

 

など、現実的に必ず発生する雑多な支出すべて。

 

 

余ったらどうする?

 

月末に残った自由枠は、あなたの目標に合わせて活用できます。

 

  • 貯金に回す
  • 旅行などの目的別の口座へ入れる
  • 投資アプリで運用する
  • 翌月の自由枠へ追加
  • 別カテゴリのオーバー分に充当

 

自由度が高く、家計のストレスが軽くなります。

 

 

いくら設定すべき?

 

一般的な流れは次のとおり:

 

  1. 家賃・光熱費など必須の支出を確保
  2. 収入の10%以上を貯金へ
  3. 月ごとにほぼ一定の支出項目を設定
  4. その残り(または少し控えめの金額)を自由枠に設定

 

さらに、自分の“お金のクセ”も理解すると効果UP。

 

  • 節約しすぎて友達の誘いを断りがち?
    → 自由枠があれば気軽に楽しめる
  • 相手への奢りやプレゼントでつい使いすぎる?
    → 自由枠内なら安心して好意を表現できる

 

 

数字は何度も調整していい

 

予算に正解はありません。
ガソリン代のように月ごとに変動するものもあるし、季節で支出が増減することもあります。

 

ディスクリナリーファンドなら、“毎月違う生活リズム”に柔軟に対応できます。

 

予想外の駐車違反の罰金も、これがあればパニックにならない。

 

 

まとめ

 

✔ 家計管理のストレスが減る
✔ 突発的な支出に動じなくなる
✔ 貯金や投資も進みやすくなる
✔ 自分に合った家計バランスが見つかる

 

ディスクリナリーファンドは、小さな工夫で大きな安心をつくる家計管理術
あなたの暮らしにも、きっと余白と安定をもたらしてくれるはずです。


関連記事