Humming♪

messageHumming編集長よりメッセージ

私がHummingを始めたきっかけは、自分自身がセラピーやメディテーション(瞑想)と出会い、マインドフルネスな生活を続けることによって一番辛かった時から這い出すことができたからです。

長女を出産した後、思い描く理想の子育てができないことに自己嫌悪を感じ、愛おしいはずの娘を心から抱きしめられなくなってしまった時期がありました。子どもたちが眠った後に涙する私に、夫が勧めてくれたのがセラピーでした。

週に一度のセラピーで自分と向き合う中で、過去の記憶が少しずつ蘇ってきました。幼少期に妹が生まれた時に感じた寂しさや嫉妬心、見ているのが辛かった両親の喧嘩、20歳の時に経験した親の離婚……。これまであまり気に留めていなかった出来事が、実は心の奥底に傷として残り、子育ての苦悩と紐付いて、私を苦しめていたのです。定期的にセラピーに通ったり、子育ての本から人間関係の知恵を学んだりすることで、少しずつ苦しみから解放され、心が軽くなっていきました。そして、次に出会ったのがメディテーションです。今この瞬間に集中する練習を重ねるうちに、辛い経験も含めた全ての過去が今の自分を形作っていることに気づき、少しずつありのままの自分を大切にできるようになっていきました。

セラピー、読書、メディテーション、ジャーナリング……。私の取り組みはとてもシンプルで、誰でも始められるし、変化を感じられることばかり。だからこそ、私の経験を共有することで、今苦しんでいる人の心が少しでも楽になったり、「自分に生まれて良かった」とか「生きていて良かった」と思える人が増えたら良いな……、そんな思いで、Hummingを立ち上げることにしました。

優しさは広がっていくものです。自分を大切にできる人が増えれば、本当の意味で困っている人に手を差し伸べられる人が増えるかもしれません。そんな思いやりのある人が少しずつ増えていけば、きっと世界はもっと温かい場所になっていくはずです。

Hummingが目指すのは、あなたも、周りの人も、昨日よりちょっと幸せを感じられる世界。

たくさんの情報がある時代だからこそ、リアルな体験から生まれた情報を大切に、ありのままの自分で幸せに過ごせるヒントをお届けしていきます。でも、記事を読んですぐに行動しなくても大丈夫です。自分を大切にするヒントを心の片隅に留めておくだけでも、いつか役立つ日が来るかも知れません。

お気に入りの曲をフフフ〜ン♩と口ずさむように、心地よく過ごせる瞬間を増やし、優しさで溢れる世界へ。Hummingはそんな未来を描いています。

2024年8月21日
永野 舞麻

TEAM

永野舞麻

Humming編集長、一般社団法人ハミングバード代表理事。
カリフォルニア在住。
高校時代、スイスに住んでいたときに自然の偉大さに触れ、地球環境保全について学び始める。
アメリカの美術大学でテキスタイル科を専攻。
今でも古い着物の生地などを使って、子育ての合間に作品を制作し続けている。

花野みずき

とにかく「言語化」することを軸に、自身のnoteを中心に活動するライター。
心や頭に浮かぶ漠然とした不安やモヤモヤも「言語化」にできると少し落ち着く。
目まぐるしく変化する時代でも、地に足をつけていられるよう「ことば」でその道を照らしたい。

大浦沙織

1987年東京生まれ。
大学卒業後、損害保険会社の営業事務を6年間経験。
その後、夫の海外赴任に帯同するため退職し、1年間インド・ムンバイにて海外生活をおくる。
帰国後は、「おうちで働く」を一つの軸に、ベビーマッサージの先生、Webデザインの勉強、物販のお手伝い、ブログ運営、様々なことに挑戦しながら、最終的に「ライター」の仕事に巡り逢う。
興味のある分野は、人の働き方・生き方、マインドフルネス、教育。推しはBE:FIRST。プライベートでは2児の母。

條川純

日米両国で育った條川純は、インタビューでも独特の視点を披露する。
彼女のモットーは、ハミングを通して、自分自身と他者への優しさと共感を広めること。

堀江知子

タンザニア在住ライター
民放キー局にて、15年以上にわたりアメリカ文化や社会問題についての取材を行ってきた。
2022年からはタンザニアに移住しフリーランスとして活動している。
noteやTwitterのSNSや日本メディアを通じて、アフリカの情報や見解を独自の視点から発信中。