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自分にとっての心地よさを極めていく暮らし【素敵な彼女のタカラモノ拝見 vol.04】

蚤の市で見つけた掘り出し物、祖母や母から受け継いだ大切な品、そして小さい頃から愛用している分身のようなアイテムまで、年月を超えて大切にされてきた品々は暮らしに豊かなストーリーを添えてくれます。おしゃれに暮らす素敵な女性たちに「いつまでも大切にしたいアイテム」を見せていただきました。今回は、ライフスタイルプロデューサー WAKOさんの3つの“タカラモノ”をご紹介します。


丁寧に作られた美しいものを少しずつ集める喜び

ライフスタイルプロデューサーとして、心地よい暮らしを提案しているWAKOさん。自分にとって心地よいものに徹底的にフォーカスし、少しの手間で極上の暮らしが叶うことを自らが実践して発信し続けています。そんな彼女が大切にしているものは、いずれもぶれない自分らしさに基づいて一つひとつ買い集めたものばかりです。

WAKO

華奢なゴールドアクセサリー

「肌に馴染む華奢なゴールドアクセサリーは、トレンドや年齢に関係なくずっと愛用できるので、私にとって一生もの」というWAKOさんのコレクション。奥のブレスレットは、父にプレゼントしてもらったカルティエのもの。隣のエタニティは奮発して手に入れた自分へのプレゼント。真ん中のストーンのリング2つは、アメリカで買ったブラウンダイヤモンドから自分でデザインしたお気に入り。
「好みが絞られているので、どのアクセサリー同士を組み合わせてもフィットするので、重ねづけも気軽に楽しんでいます」

WAKO

ルイヴィトンのモノグラムのアイテム

WAKOさんのファーストモノグラムは、16歳の頃に購入した小さなショルダーバッグだそう。写真奥のものと同じモデルで、実はこちらは2代目。
「時代が変わってもデザインが変わらず、また出合えるのもうれしいですね。手前のトラベルケースは母から譲り受けたもの。他にもトランクやショルダーバッグなどを愛用していますが、いずれもベーシックで飽きがこず、シーンを選ばないところが魅力です。娘たちともそろそろ共有できるかな、と思っています」

WAKO

ジュリスカのガラス食器

ジュリスカは、アメリカでセレブ御用達といわれるカジュアルラグジュアリー食器ブランド。ハンドメイドのボヘミアングラスはチェコ製で、さまざまな種類があり、1客1万円くらいなのだそう。
「10年くらい前にギフトでいただいてから、自分でも少しずつ買い集めています。1脚ずつデザインが異なるので、ゲストを招いたときにもグラスマークなど付けなくても自分のグラスを覚えていていただけるのもいいなと思っています」

選び方も、集め方も、自分の思い描くままに、自分らしく。そんなタカラモノたちと育む時間に、心地良さと幸せが宿るのです。あなたのこだわりを存分に活かしていきましよう。

WAKO

Profile
WAKO(わこ)
ライフスタイルプロデューサー。1979年生まれ3児の母。白金台のセレクトショップ「kokoro」経営を経て、暮らしを幸せにするアイデアを発信する仕事へ。雑貨やキッチンウェアのプロデュース、スタイリング提案、コンサルティングなどを行っている。2020年、週末のみ開くアトリエ型セレクトショップをオープン。
https://wakoinc.jp/
Instagram @wako_world


TEXT = 吉野ユリ子
PHOTO = 名和真紀子

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