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ダイエット文化とは?日本女性が知っておきたい本当の影響と6つの対処法

 

 

「食べすぎたから明日は抜こう」
「夏までに5kg痩せなきゃ」
「この服を着るにはもっと細くならないと」

 

こんな言葉を、無意識のうちに自分へ向けていませんか?
SNS、芸能人、雑誌、フィットネス系インフルエンサー
現代の私たちは常に“痩せていることが正解”というメッセージにさらされています。

 

これこそが「ダイエット文化」です。

 

 

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ダイエット文化とは?簡単に言うと

 

ダイエット文化とは、 「細い=健康」「痩せること=自己管理ができている証」という社会的価値観のこと。

 

本来、健康とは体重だけで測れるものではありません。

 

それなのにダイエット文化は、

 

  • 体重計の数字
  • 洋服のサイズ
  • 見た目の“細さ”

 

だけを基準にしてしまいます。

 

 

日本の若い女性と「やせ」の現実

 

厚生労働省の「令和5年 国民健康・栄養調査」によると、20代女性の約2割がBMI18.5未満の“やせ(低体重)”に該当しています。

 

それでも多くの女性が「もっと痩せたい」と感じている。

 

別の調査では、医学的には標準体重であっても、 自分を「太っている」と感じている女性が7割以上いるという結果もあります。

 

数字だけを見ると、日本の若い女性は“すでに十分に細い”のです。それでも、心の中では「まだ足りない」と感じてしまう。

 

それはなぜでしょうか。

 

 

 

「痩せること」は本当に健康?

 

1940年代に行われた有名なミネソタ飢餓実験では、 健康な男性にカロリー制限を続けた結果、
食べ物への強い執着や抑うつ、不安、イライラなどが生まれました。

 

長期的なダイエットは、体だけでなく心にも影響を与えることがわかっています。

 

さらに、体重の増減を繰り返す「ヨーヨーダイエット」は心疾患リスクとも関連するという研究もあります。

 

私たちは「痩せる=良いこと」と教わってきました。 でも、そう考えることで自分を責め続けていないでしょうか。

 

 

ダイエット文化が日本女性に与える影響

 

1. ヨーヨーダイエット

食事制限 → 一時的に痩せる → リバウンド → 自己嫌悪
このサイクルは心身に大きな負担をかけます。

 

2. 低い自己肯定感

「まだ足りない」「もっと痩せないと」という思考が止まらない。

 

3. 摂食障害のリスク

過度な制限や過食の繰り返しは、将来的な摂食障害につながる可能性があります。

 

4. ホルモンバランスや骨密度への影響

極端なカロリー制限は、生理不順や将来的な骨粗しょう症リスクにも。

 

 

 

ダイエット文化とやさしく距離を取る6つのヒント

 

 

1. 数字より体調を優先する

体重よりも、
・睡眠の質
・集中力
・月経の安定
・疲れにくさ
を基準に。

 

2. SNSの情報を選別する

フォローを見直し、ボディポジティブや専門家アカウントを選ぶ。

 

3. 「短期間で−5kg」などの誘惑に注意

急激な減量はほぼ確実にリバウンドを招きます。

 

4. “ダイエット食品”より“自然な食事”

野菜、魚、豆類、ナッツ、オリーブオイルなど、 加工品を食べる頻度をおさえた自然食品を中心に。

 

5. 食べ物を道徳化しない

ケーキは「悪」ではありません。
食事はエネルギーであり、楽しみでもあります。

 

6. ボディ・アクセプタンスを学ぶ

「健康はあらゆるサイズに存在する」という考え方を知ること。

 

 

体は、敵じゃない

 

私たちの体は、何年も、何十年も、呼吸し、働き、支え続けてくれている存在。それなのに、「細くならないと認めない」と言い続けるのは、 少しだけ酷かもしれません。

 

痩せることを目標にする前に、 まずは「今あるあなたの体」を信頼すること。

 

健康は、ひとつのサイズに収まりません。

 

あなたの体は、今日もちゃんと生きて、動いて、支えてくれている。それだけで、もう十分に尊いのです。


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